テニスと読書とデッサンと!

不思議に残る歌。

私は一浪しています。

べつにしたくてしたわけでは

なかったんですが

学校側がそうしなさいと(笑)。

なのでそんな貴重な青春時代のひと時を

真っ暗な洞窟にいるような気持ちのまま

予備校通いに費やしていました。

じつにもったいないことです。

(いま振り返れば貴重な時間だったと思えます)

そんな中、私が通っていた予備校の

英語の先生がある日、

カセットレコーダーを持って

教室にやってきました。

英語の時間にカセットレコーダーは

特に珍しいことではありませんね。

でもそのカセットレコーダーから

流れてきたのは意外にも受験には関係のない

ロバータ・フラックの歌声、

”Killing me softly with his song”でした。

受講生はみんな呆然としていました。

私もその中のひとりです。

その授業の中でその先生は

歌詞に出てくる”Killing”という単語について

ものすごく印象的なことを語っていました。

”Kill”を”殺す”とだけしか覚えていないと

英語が上達する見込みはないですと。

そのうえでこの歌の歌詞を熱く説明していました。

みんなポッカ〜ンです。私もポッカ〜ン。

だけどこの時のこの授業は不思議なことに

今でも強烈な記憶として残っています。

先日、カーラジオから不意にこの曲が流れ、

当時の記憶が蘇ってきました。

恋の始まりを予感させる歌の内容、

艶っぽい歌声、そして美しいメロディ。

私はもう一度この曲の内容を

確かめてみたくなり、

あの先生が訳した内容に近い和訳を

Worldforksong.comで見つけました。

とても上手な訳し方です。

 

****************

Killing me softly with his song

(Roberta Flack  1972年リリース

※オリジナルはLori Lieberman)

 

彼の演奏は私の痛みを描くように
彼の言葉で私の人生を歌ってる
その歌声にそっと魅了されていく
その歌声にそっと酔いしれていく
彼の言葉は私の人生すべてを語ってる
その歌声にそっと魅了されていく

 

彼は素敵な歌を歌うって聞いたし
独自のスタイルだって聞いたから
私は様子を見に来たのよ
少しだけ聴いてみようと思って
そしたら若い男の子で
見たことがない感じだったわ

 

顔が火照って赤くなったの
人混みで恥ずかしかったわ
彼はまるで私の手紙を見つけて
大声で読み上げてるみたいだった
早く歌い終わってと祈ったけど
彼はそのまま歌い続けたの

 

彼は歌っていたわ
まるで私を知ってるかのように
暗い絶望の中にいた私を
それから私の方をまっすぐ見通した
まるで私がそこにいないかのように
彼はただ歌い続けたわ
はっきりと力強い歌声で

 

彼の演奏は私の痛みを描くように
彼の言葉で私の人生を歌ってる
その歌声にそっと魅了されていく
その歌声にそっと酔いしれていく
彼の言葉は私の人生すべてを語ってる
その歌声にそっと魅了されていく

 

****************

 

https://youtu.be/l2n167F0eBc

 

※せっかくタメになる授業を聴けたのに

私の英語力はあの時のまま。

Why?

 

※横浜のソメイヨシノはこんな感じです。

あいにくの雨天なので写真はと思いましたが・・・

気が変わりました(笑)。


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