昨日の日曜日、読みかけになっていた
”ドミノ in 上海”(恩田陸 著)を読み終えました。
かなり分厚い本で登場人物も多い。
だから私のように仕事の合間に区切り区切り読むと
この人誰だったっけ?ってなってしまうかも知れません。
それを補うために冒頭にイラスト付きの
人物紹介ページが設けられているのだと思います。
ストーリーは映画の画面がスパッと切り替わるように、
別々の話がパラレルに進行していき、
それが最終的にすべての話とつながって終わる。
この作品、2001年の”ドミノ”の続編らしいですが、
前作を読んでいなかったからなのか、
私はそれほどストーリーに馴染めず
ドタバタとした展開という印象が強かったかな。
それでも恩田陸らしいギャグが適度に散りばめられて
ゲラゲラ笑える面白さはありました。
前作の”ドミノ”を読んでから本作品を
読めばよかったのかも知れません。
だけど私にとって恩田陸はとても気になる作家、
この作品はこれとして、
まだ読んでいない作品や次の作品に
期待したいと思っています。