アリ@チャピ堂 お気楽本のブログ

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カバーというのか帯がでかいと言うのか

2018-03-22 22:24:00 | フィリップ・K・ディック
本屋に行かないとわからないこと その2


流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 1989/2
フィリップ・K・ディック(著)、 友枝 康子 (訳)


これは新訳とかでもなく
ただ出版社の販促企画でカバーの上にさらにカバーが巻かれたもの
「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」では過去2回
ちょっと趣旨は違うがブレードランナー映画公開に合わせてカバーが作られた
ブレードランナー公開の時はカバー・オン・カバーでなく
違う本であるかのような扱いだった

厳密にはカバーではなく帯なのだろう
はずすとちゃんと今発行されている版のカバーがかかっている

「流れよわが涙、と警官は言った」の文庫カバーは
サンリオ版もいれれば4種類ある
こちらも参照してください

早川書房の「美しいタイトルのSF小説」という企画で
すでに出版されている文庫に幅広帯(というのだそうな)を巻いたもので
「世界の中心で愛を叫んだもの」
「くらやみの速さはどれくらい」
「たったひとつの冴えたやりかた」
「天の光はすべて星」
5冊が選ばれている
栃木県の進駸堂という書店の独自企画で
18冊の文庫にオリジナルカバーをかけたものを
早川書房が採用して実現したらしい
これは本屋に行かないとわからない

18冊の中には「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」もあり
油断すると書店に並ぶかもしれない
やはり本屋には暇がなくても行かなきゃいけない
読書のためにじゃないけれどもね

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