井上靖著「氷壁」
を読んだ。今までもいくつか山岳小説を読んだがこれは最高に面白い。実際に起きた「ナイロンザイル切断事件」をモチーフに書かれているのだが、その中に実在の登山家ロジェ・デュブラが遺した「モシカアル日」という詩が出てくる。
モシカアル日、私ガ山デ死ンダラ、
古イ山友達ノオ前ニダ、
コノ書置ヲ残スノハ。
オフクロニ会イニ行ッテクレ。
ソシテ言ッテクレ、オレハシアワセニ死ンダト。
オレハオ母サンノソバニイタカラ、
チットモ苦シミハシナカッタト。
………
詩はまだ続くのだが、この詩が小説の雰囲気をよく表していて心に響く。今まで詩というものにさほど興味を示さなかったが、これからは詩集なんかを読むのもよいかもね。もしこの「モシカアル日」の続きを読みたければ是非「氷壁」を読んで欲しい。きっとみんなの心にも響くはずだ。
さらにこの詩には曲がついていて、山の歌として古くから歌われているらしい。こちらでは「いつか或る日」となっているので、興味がある人は下記リンク先で聞いてみて欲しい。
いつかある日(うたごえサークル「おけら」)
もちろんこの詩意外にも読みどころ満載だ。山登りに興味があるなら必須、そうでない人も是非読んで欲しい一冊だって話(・∀・)
モシカアル日、私ガ山デ死ンダラ、
古イ山友達ノオ前ニダ、
コノ書置ヲ残スノハ。
オフクロニ会イニ行ッテクレ。
ソシテ言ッテクレ、オレハシアワセニ死ンダト。
オレハオ母サンノソバニイタカラ、
チットモ苦シミハシナカッタト。
………
詩はまだ続くのだが、この詩が小説の雰囲気をよく表していて心に響く。今まで詩というものにさほど興味を示さなかったが、これからは詩集なんかを読むのもよいかもね。もしこの「モシカアル日」の続きを読みたければ是非「氷壁」を読んで欲しい。きっとみんなの心にも響くはずだ。
さらにこの詩には曲がついていて、山の歌として古くから歌われているらしい。こちらでは「いつか或る日」となっているので、興味がある人は下記リンク先で聞いてみて欲しい。
いつかある日(うたごえサークル「おけら」)
もちろんこの詩意外にも読みどころ満載だ。山登りに興味があるなら必須、そうでない人も是非読んで欲しい一冊だって話(・∀・)
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うぉっと!!! 800ページかぁ・・・!
でも、確かにおもしろそうだな。
読んでみるよ。
中央図書館で貸し出ししてるから良ければ是非。まぁ、今の所オレが借りてるんだけどねヽ(*´Д`)ノ