アインシュタインメモ☆ブログ

 特殊相対性理論が発表され、はや101年。 新世紀の世に捧ぐ、愛と希望のサイエンス・ラプソディ☆

アメイジング/エアロスミス

2006-03-05 16:11:24 | 音楽評論
 

Amazing-Aerosmith

I kept the right ones out
And let the wrong ones in
Had an angel of mercy
To see me through all my sins
There were times in my life
When I was goin' insane
Tryin' to walk through the pain

And when I lost my grip
And I hit the floor
Yeah, I thought I could leave
But couldn't get out the door
I was so sick n' tired
Of livin' a lie
I was wishing that I would die

(Chorus)
It's amazing
With the blink of an eye
You finally see the light
It's amazing
That when the moment arrives
You know you'll be alright
It's amazing
And I'm saying a prayer
For the desperate hearts tonight

That one last shot's a Permanent Vacation
And a how high can you fly with broken wings
Life's a journey - not a destination
And I just can't tell just what tomorrow brings

You have to learn to crawl
Before you learn to walk
But I just couldn't listen
To all that righteous talk
I was out on the street
Just tryin' to survive
Scratchin' to stay alive

(Chorus)

"So, from all of us at Aerosmith
to all of you out there, wherever you are.
Remember- the light at the end of the tunnel
may be you. Goodnight!


 色にも波動がある(波動に関してはこちらを参照)。そして、私は黒色(と赤色)が好きだ。黒色はそれ以上何にも染まらないパーフェクト・カラーであり、一般には「死」を象徴し、故に、如いては「再生」を表す。

 再生をテーマにした音楽他のアートは、数多く存在する。その中でも、このAEROSMITHの「AMAZING」は、正にどん底からの「再生」を綴った歌だ。

 エアロスミスは、73年にバンドと同名タイトルのアルバムでデビューした(邦題は「野獣生誕エアロスミス」)。スター街道を駆け上がるも、当時の多くのロックンローラーがそうであったように、彼ら(ギターのジョー・ペリーとヴォーカルのスティーヴン・タイラー)もまた、薬物に溺れた。

 しかし、84年にツアーを再開し、87年のアルバム「PERMANENT VACATION(永続的休暇、と直訳できるタイトルは、それ以前の薬物依存との対称を成している)」において、完全復活を果たした。その後の活躍ぶりは、映画「アルマゲドン」への親子競演(スティーヴンが曲を提供、娘のリヴ・タイラーが主演)での記憶も新しい。

 話しは前後するが、この「AMAZING」は、90年代に入ってからリリースされたアルバム「GET A GRIP」に収められている。このタイムラグは、麻薬中毒から立ち直り、その過去を冷静に見直すまでに10年近くを要したことを意味している。

 ここで敢えて付記しておくと、薬物の概念のひとつは「即効性」だ。そして、その使用によってスピーディに得られるものとは「悦楽」である。つまり、薬物概念とは民主主義理念にも深く関連しており(詳細はこちら)、生きることそのものの意義を、間違った方法で代弁したものであるとも言える(誤解してほしくないが、決して薬物使用を推奨しているわけではない)。

 現在のスティーヴン・タイラーは、地元ボストンで薬物依存症の救済活動を行っており、昨年には何と、マサチューセッツ大学ボストン校から名誉博士号を授与されたらしい(参考記事)。

 凄まじい歌詞を擁する「AMAZING」だが、「SEX、DRUG&ROCKN'ROLL」を地で生きた彼らの手にした真実は、意外にも、曲の最後に挿入されている4行のコメントに集約されているのかもしれない。



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1 コメント

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Unknown (54)
2006-03-06 11:43:48
波動もそうですが、アインシュタインやアメリカンロックなどにもシンクロ二シティを感じました。

エアロとかガンズとかめっちゃ好きですから。

黒がパーフェクト・カラーということですが、私はむしろ白だと思います。白色光には虹の7色すべてが含まれているという意味で。
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