移住するにあたってまず疑問なのは「どうやって移住するのか?」ということ。
まず交通については、父島へは"おがさわら丸(通称"おが丸")"というフェリーが就航しており、そのほかの移動手段は……ない(笑)。
■小笠原海運HP
http://www.ogasawarakaiun.co.jp
通常は6日に1本の間隔で、東京都港区にある竹芝客船ターミナルから出航している。夏期はレジャー客が増えることもあってか、4日に1本のペースに増えるようだが、それでも少ない。最低でも島に2泊しないと帰れないということになる。通常だと4泊だ。これは1週間くらいの夏期休暇だとちょっとパツパツ気味で、なかなか気軽に「行こう!」という気にはならないかもしれない。もちろん、ぜがひでも小笠原に行きたければ、万難を排してでも行くだろうけど。
余談だが、唯一飛行機が使える手段というか事態があって、それは「島で急病人が出た場合」らしい。というのも、父島には診療所こそあれ、高度な医療設備や手術室が備わっていないので、それを速やかに必要とする患者が出た場合は、小笠原村役場から東京都知事(現在だと小池さん)に連絡が入る。その後都知事が自衛隊に要請を出し、父島の自衛隊基地にあるヘリポートからヘリで硫黄島に移動。ここには自衛隊の航空基地があるので、ヘリから自衛隊機(水上機US-2)に乗り換えたあと、都区内の救急病院まで搬送されるとのこと。硫黄島に一般人は入れないうえ、水上機に乗るなんてなかなか貴重な体験とも言えるが、搬送されている当の本人はそれどころではないだろう。
そして荷物の配送について。通常であれば引っ越し業者に頼んで荷物を梱包してもらい移動するわけだが、私が調べたかぎりでは、どこも「対応エリア外です」というお返事だった。単身引っ越しパックというのもダメ。
父島のかたから「ヤマト便が便利ですよ」と言われて、近所のクロネコヤマトの営業所に相談に行ったら、要するに荷物を全部パッキングして出せ、ということのようだった。さすがにベッドや大型のタンスといったものはパッキングしてくれるみたいだが、その他のものは宅配便と同様に自分で梱包しなければならない。これはなかなか大変そう。ただ、全部箱の中に入っている必要はなくて、たとえばこたつテーブルなどはエアパックで包み込んである程度ダンボールで巻いてあればいいようだ。自転車は、壊れそうなところだけ補強して輪行袋に入れればOKらしい。最近は離島でのロードレースに参加する人も多いので、宅配業者もわかっているみたい。
■ヤマト便について
http://www.kuronekoyamato.co.jp/yamatobin/yamatobin.html
このほかには、コンテナ便を頼む手もあるようだが、自宅から貨物会社へのトラックから船への積み込み、そして父島到着後の手配まですべて自分でやる必要があり、料金もとんでもなく高い。しかも、正直いつ届くのかわからない。タイミングによっては、自分だけ先に島に着いて、家財道具や日用品はまったく来ていない可能性もあるのだ。
■小笠原海運の貨物輸送
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/service/transport.html
ということで、さすがに布団や当面の着替えはないと困ると思い、現在の荷物の整理より先にそれらの「絶対ないと困るもの」を移住先に発送することにした。幸い、Amazonなら「Amazonから発送する商品」にかぎり配送料が無料になる(プライム会員だけかも)ので、こちらから持っていくよりも安くあがりそうなものは、新品を買うことにした。ちなみに、Amazon以外からの発送となると、商品の合計額よりも配送料のほうが高いといった事態も珍しくないので、注意が必要だろう。
それにしても、すごいなAmazonって。これで助かってる島民の人はたくさんいそう。
まず交通については、父島へは"おがさわら丸(通称"おが丸")"というフェリーが就航しており、そのほかの移動手段は……ない(笑)。
■小笠原海運HP
http://www.ogasawarakaiun.co.jp
通常は6日に1本の間隔で、東京都港区にある竹芝客船ターミナルから出航している。夏期はレジャー客が増えることもあってか、4日に1本のペースに増えるようだが、それでも少ない。最低でも島に2泊しないと帰れないということになる。通常だと4泊だ。これは1週間くらいの夏期休暇だとちょっとパツパツ気味で、なかなか気軽に「行こう!」という気にはならないかもしれない。もちろん、ぜがひでも小笠原に行きたければ、万難を排してでも行くだろうけど。
余談だが、唯一飛行機が使える手段というか事態があって、それは「島で急病人が出た場合」らしい。というのも、父島には診療所こそあれ、高度な医療設備や手術室が備わっていないので、それを速やかに必要とする患者が出た場合は、小笠原村役場から東京都知事(現在だと小池さん)に連絡が入る。その後都知事が自衛隊に要請を出し、父島の自衛隊基地にあるヘリポートからヘリで硫黄島に移動。ここには自衛隊の航空基地があるので、ヘリから自衛隊機(水上機US-2)に乗り換えたあと、都区内の救急病院まで搬送されるとのこと。硫黄島に一般人は入れないうえ、水上機に乗るなんてなかなか貴重な体験とも言えるが、搬送されている当の本人はそれどころではないだろう。
そして荷物の配送について。通常であれば引っ越し業者に頼んで荷物を梱包してもらい移動するわけだが、私が調べたかぎりでは、どこも「対応エリア外です」というお返事だった。単身引っ越しパックというのもダメ。
父島のかたから「ヤマト便が便利ですよ」と言われて、近所のクロネコヤマトの営業所に相談に行ったら、要するに荷物を全部パッキングして出せ、ということのようだった。さすがにベッドや大型のタンスといったものはパッキングしてくれるみたいだが、その他のものは宅配便と同様に自分で梱包しなければならない。これはなかなか大変そう。ただ、全部箱の中に入っている必要はなくて、たとえばこたつテーブルなどはエアパックで包み込んである程度ダンボールで巻いてあればいいようだ。自転車は、壊れそうなところだけ補強して輪行袋に入れればOKらしい。最近は離島でのロードレースに参加する人も多いので、宅配業者もわかっているみたい。
■ヤマト便について
http://www.kuronekoyamato.co.jp/yamatobin/yamatobin.html
このほかには、コンテナ便を頼む手もあるようだが、自宅から貨物会社へのトラックから船への積み込み、そして父島到着後の手配まですべて自分でやる必要があり、料金もとんでもなく高い。しかも、正直いつ届くのかわからない。タイミングによっては、自分だけ先に島に着いて、家財道具や日用品はまったく来ていない可能性もあるのだ。
■小笠原海運の貨物輸送
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/service/transport.html
ということで、さすがに布団や当面の着替えはないと困ると思い、現在の荷物の整理より先にそれらの「絶対ないと困るもの」を移住先に発送することにした。幸い、Amazonなら「Amazonから発送する商品」にかぎり配送料が無料になる(プライム会員だけかも)ので、こちらから持っていくよりも安くあがりそうなものは、新品を買うことにした。ちなみに、Amazon以外からの発送となると、商品の合計額よりも配送料のほうが高いといった事態も珍しくないので、注意が必要だろう。
それにしても、すごいなAmazonって。これで助かってる島民の人はたくさんいそう。
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