1年前は

去年の今頃は何してたかなぁとふと考えました。

当時、自宅の近所にあった一般住宅を改造した
心身障がい者施設（就労支援Ｂ型）で昼食を
作る仕事を7ヶ月ほど勤めていました。

重度の心身障がい者さんたちは学校を卒業しても
ほとんど就労に付ける場所がありません。
そこで「障がい者就労支援事業所」という施設が
存在することになります。

～就労継続支援事業の説明～

一般企業への就職が困難な障がい者に就労機会を
提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の
提供を通じて、その知識と能力の向上に必要な
訓練などの障がい福祉サービスを供与することを
目的とする事業のこと。
その形態にはA、B二種類あり、雇用契約を結び
利用するA型と、雇用契約を結ばないで利用する
B型の2種類がある。


私は2年ほど前に”介護職員初任者研修”（昔で
言うところのヘルパー2級）を受けましたが、
老人介護は詳しく勉強しても、心身障がい者の
講習はあまり詳しくやらなかったので実態を
良く知らずにその施設に行きました。

職員のみなさんは本当によく働いてましたよ。
人手も不足してる、募集してもなかなか来ない。
自分の子供の事なのに他人事な障がい児の親もいて、
環境もあまりよくない中で頑張ってました。

私にとっても人間の本性を観察するのに絶好の場所
でしたが、残念ながら持病の腱鞘炎が出てしまって
ほどなく退職し、2、3か月後にはその施設自体も
引っ越して音沙汰もなくなってしまいました。

今頃、みんなどうしてるでしょうか？
元気にやってるかなぁ。。。