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津軽の6ッくん・ボーダー

青森県の津軽地方で暮らす、6頭のボーダーコリーファミリー
気まぐれママの勝手な思い込み~~~が満載♪

今、できる事。

2011-04-04 | 6ボー日記
このたびの震災で被災した多くの方々と、家族である動物達が、

1日でも早く心安らかに暮らせる日を祈り、応援しています。



過酷な状況に耐え、絶望と不安、恐怖の毎日と向き合っている方たちに・・・
これ以上『がんばって下さい。』なんて言えません。
今がんばらなければいけないのは、私達だと思います。

震災以来ずっと考えている『今、私にできる事』

何かをしようと思うほどに心ばかりが焦り、落ち着かない。
決して善人ではない私が、何故こんなに心を痛めているのか?
何故こんなに考え、何かをしようと思うのか?
それはどこでもあり得る震災だから・・・
今いるこの場所で震災が起こっていたかも知れないし、自分が被災していたかも知れないと思えるから。

『被災地の人の気持ちになって考えよう。』
とてもいい言葉だし、その通りだと思うけど、多分私は違う意味でとらえています。
本当に被災地の人が望んでいるのは・・・普通の生活。
今の私達の日常が、被災地の人にとっては1番の望みだと思います。

なので、節約も節電もできる事は何でもしようと思います。
少しでも浮いたお金は、どんなに少額でも募金に回そうとも思っています。
一人の力は小さくても、何万、何十万と集まれば大きな支援になると信じて・・・

前日のブログに、無駄な買占めの事を少し書きました。
言葉が足りなかったので、もうちょっと足して書きたいと思います。

震災以来、いろいろな物の買占め騒動がありました。
カップラーメンから始まり、ティッシュやトイレットペーパー。乾電池に・・・最近では飲料水。
買占めとはちょっと違うけど、ガソリンや灯油なども長蛇の列をつくるほど大変な騒ぎになりました。
必要だと思うものを必要な分だけ買う事に関しては、何も言う事ありません。
本当にそんなに必要なんですか?と思うほど買う事にすごく腹が立ちました。

多少の安心を買いたい気持ちはよくわかるつもりです。
今ここで震災にあったら・・・不安な気持ちも分かります。

だけど今すぐ必要な人たちが食べるものがない。なんて事あってはならないと思います。
被災地の方達はもちろん、救援の方々・・・それに携わる方々。
ノリダーも例外ではありませんでした。
救援物資を被災地に運んでいたノリダーは一度出発すれば3、4日は帰って来ません。
一日めは昼と夜用にお弁当を作って持たせることはできますが、2日目以降は自分で調達しなければなりません。
だけど、どこに行っても、お弁当もカップ麺も、腹の足しになるような物が売っていない。
ノリダーが帰って来た日に、ビスケットの袋が一袋、お弁当を入れている袋に入っていました。
もしかして・・・と思い聞いてみるとやっぱり。
前日から何も食べるものがなく、ビスケットで一日しのいだそうです。
なんだか悲しくなりました。 そしてすごく腹が立ちました。
余震のおさまらぬ大変な状況の中、がんばって働いている人たちや、被災した人たちがこんな思いをしているなんて。
それ以来ずっと、何件もお店を回りカップ麺をちょっとずつ買い集め持たせています。
今はそれなりにどこのお店に行っても食べるものは売っているそうです。

被災地の近くに行く事の多いノリダー。
食べ物の心配だけでなく、地震の心配もつきません。
本人も地震は怖い、大きな揺れなどあると怖くて眠れないと言っていました。
だけどがんばってほしい。一生懸命がんばってくれてる。
それをちょっとだけでもサポートするのが、今の私にできる事のひとつだと思っています。

そして最も考えさせられる家族である動物達。
どんな事でもしてあげたい。とにかく手を差し伸べたい。

そんな思いで、一時預かりボランティアに登録しました。

実際は6ボーもいて無謀な事だと思います。とにかく悩んで悩んで、悩みぬいて決めました。
よそ様の大事な家族を預かるのは大変な事だと百も承知。
何かあったら・・・十分な心のケアはできるのか・・・
自分の子供たちにも手を焼いているのに・・・無理だと思って理由を並べればキリがありません。
だけど被災した人たちの心の負担をひとつでも軽くしてあげたい。
震災で傷ついた動物達の心を癒してあげたい。
うちの子供達はファミリーボーなので血が濃い分、なかなか受け入れないかもしれない。
もしかしたらどちらの子供たちにとっても、ものすごいストレスを与えてしまうかもしれない。
これ以上考えられないくらいの最悪を想定して・・・覚悟の登録をしました。

多分、審査の段階で6頭もいるのではぶかれるかもしれない。
だけど、もしも、万が一にも我が家に向かい入れる子供たちが来るとしたら・・・
ゆっくりじっくり時間をかけて、温かく見守ってあげたいと思います。
やっぱりあの人はバカだ!って思ってください。
だけど直接私には言わないでね。   へこんじゃうから。(笑)

人それぞれいろんな事を考え、思っている事もたくさんあると思います。
今、私にできる事は、今、一生懸命にがんばる事。
普通の生活ができる事に感謝して、健康であることに感謝して・・・
そして気がついたちょっとした事でも、とにかく実行してみる。
あれはダメ、これもダメ!ではなく、あれも出来る、これも出来た!と思いたい。

あれから・・・

2011-04-03 | 6ボー日記
『東北地方 太平洋沖地震』

あれから3週間以上が経ちました。

被災者の方々や動物達の事を考えると、本当に言葉がありません。

一日も早く、穏やかな日常が戻りますよう、心からお祈りしています。





3月11日、ママはお仕事がお休みで、いつものように6ボーと昼寝をしてました。
2時半頃に起きだして・・・ぼーーーっとしていると。

 あれ?地震??
・・・なんか長い揺れ・・・嫌な予感に即、「ハウスーーー!!」

6ボーの安全を確保して、地震速報を待っていたらいきなり停電。
まさかこんなに大変な震災になっているとは思いもせずに、真っ暗になるまで普通に過ごしていました。

水道とガスは大丈夫そうだし・・・コンビニにカップ麺でも買いに行くか!
外に出ると信号は消え、道路はプチ渋滞。
コンビニにはたくさんの人が殺到していて、レジはパニック状態。

この時何も知らなかったママは、「停電くらいで何の騒ぎだ。」と思ってました。

6時過ぎになって、何で電気が復旧しないのか不思議に思い車のテレビを見てみる事に。

 とんでもない事になっていました。
まさかこんなに大きな災害が起こっていたなんて・・・

すぐにノリダーに電話をしてみるものの・・・何度かけてもつながらない。
千葉の実家に電話をしてもつながらない。

何とかメールは送れるものの・・・受信できたりできなかったり・・・

それでも何とか連絡が取れてひと安心。

この時ノリダーは福島の原発4号機のちょっと下の方にいて、車で待機していました。
大きな地震で取引先の倉庫の積み荷は崩れ、トラックからも振り落とされたらしいです。
強い余震に夜も眠れず、えらい遠回りをして次の日に帰ってきたノリダーはすごく疲れていました。

次の日、ママは朝からお仕事で、仕事先に電話が通じないのでいつも通り出勤。
ママの働くスーパーは朝6時頃電気が復旧したので通常より30分遅れで開店しました。
開店と同時に多くの人が訪れ、見る見るうちに商品は無くなり、次の日にはほとんどの商品が品薄状態。
特に保存のきく商品はすぐに無くなりました。

TVで『買占めはやめましょう』と訴えています。
買占めたい気持ちは分かります。 不安な気持ちも分かります。
だけどママは声を大にして聞きたい。
『本当に今、必要ですか?』『誰が必要ですか?』

震災以来、いつもつねに考え思っています。
『今、私にできる事』

長くなるので、次はその事について更新したいと思います。
私だけじゃなく、皆さんそれぞれ真剣にいろいろな事を考え思っていると思います。

何かを考え何かを思う事は、とても大切な事だと思うし、
思う事から何かか出来て、何かを変える事が出来ると思います。