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レッドバック (早期胎盤剥離)

2021-03-30 14:07:00 | 日記

 こんにちは!泊まりが終了し外が明るくなってきた頃、夜飼いであるボスが来てお産泊まり終了です。今回は泊まり明け休みを貰っているのでそのまま家に戻り爆睡笑

 普段の泊まり明けは午前中まで仕事して、午後からは休憩、振替?が貰えます。

泊まり明け休み最高!!午前中の仕事しないで帰れるのは嬉しいです!!若い子は泊まり明け休み取るのは勿体ないと言いますが、もうね、私はそもそも夜更かしが辛いのです

 さて、前置きが長くなりましたが、今回は、レッドバック(早期胎盤剥離)のお産でした。

 まず、レッドバックと言うのを、本当にざっくり説明します。

 通常、胎児は胎盤を自分で破ります。その時に大量の羊水が外に流れ出し(破水)して羊膜が陰部から出てきます。通常この時胎盤は見えません。

 しかし破水する前に羊膜ではなく赤い袋が陰部から出てきてしまうことがあります。その赤い袋こそが、胎盤でありその状態の事をレッドバックと呼びます。

 ここでは、ざっくりとした説明しかしませんがもし興味のある方が居たら、私が説明出来る範囲で説明する場を設けます。

 とにかく、レッドバックが発生した場合は馬に合わせた素早いお産を心がけています。外に出てきた胎盤を手で破り(用手破水)お母さんの陣痛に合わせてゆっくりと牽引します。

 胎盤が早くも剥がれて出来ているために通常ヘソ膿から送られてきている酸素が胎児に来ていない可能性があるので、なるべく無理なく、早い分娩を心がけます。

 無事に分娩した胎児は、元気よく、可視粘膜が少し白っぽかっただけだったので、少しの間酸素吸入しただけで済みました。

 今回の場合はレッドバックが起こる前に破水前の馬の様子が変だったのでほぼ間違えなくレッドバックだと確信してたので、迅速な対応が出来ました。

 獣医師や、お産に立ち会うスタッフによってレッドバックが起こる前に産道に、手を入れて用手破水させる人と、赤い袋が見えたら破けば良い、と考える人達も居ます。

 何はともあれ、レッドバックの時はいつも緊張が走ります。ヒヤヒヤしました。😰

 でも母子共に元気なので本当に良かったです!お母さんもおチビちゃんもお疲れ様!!✨

 このレッドバックとは別件で同時並行して3頭のお産もありましたが皆んな元気です!!

 今回は、慌ただしくて写真撮って暇がありませんでした😞

 写真ないと味気ない気が代わりにスタンプ押しまくります!笑
 

 




当番は、結構頻繁に回って来ます。

2021-03-29 12:24:00 | 日記

 今日はとてもいい天気。
さて、今回の私の予定ですが、昨日、今日と夜飼い、朝飼い、昼番。そして夕方からはお産泊まりのフルコースメニューです。

 夜飼いと、言うのは普段は20時ぐらいに厩舎に行き馬の様子を見て飲み水が足らない様なら足してあげたり、具合が悪くなっている馬がいないか確認したりする作業です。

 朝飼いも、夜飼いと変わらないのですが、朝は放牧前に馬達に朝ご飯も一緒にあげます。

 ただし、それはお産シーズン外の話し。お産厩舎である私の厩舎には夜のお産泊まりの人が夕方にやって来ます。いつ産気付くか分からないのでシーズン中は24時間監視体制を取っています。

 なのでこのお産シーズのお産厩舎だけ少し特殊な体制になってきます。

夜飼いは、就業時〜お産泊まりの方が来るまで馬を監視。泊まりの人が来たら申し送りをして通常の夜飼い作業に移ります。

朝飼いも同じで、泊まりの人と交代します。

昼番は、2時間の昼休憩を取っているウチの牧場。その間、放牧地に行き一頭、一頭産気付いていないか、など見回りしに行きます。

 私の厩舎の場合は、ボスの意向で前日の夜から夜飼い、朝飼いそして昼番と厩舎メンバーで順に回しています。 

 と言うことで、今日の泊まりも気合入れて頑張るぞ!!🤞

 ☆写真は昨晩産まれたばかりの仔です。


楽しい事ばかりじゃない(閲覧注意自己責任)

2021-03-28 11:41:00 | 日記

 最近はお産シーズン真っ只中。次々に可愛い仔が生まれてくる反面、残念な結果になってしまう事もしばしば

 さて、私はお産厩舎と呼ばれる厩舎の2番手、副厩舎長?を勤めています。

現在の厩舎メンバーは、

 厩舎長(ボス)、ウサミ(私)、3年目の若い子(ピョン太)、定年過ぎたおじいちゃん(ジジさん)6年目の年上男性(チョビン)

そして愉快なパートさん達です。

 先日昼昼前に放牧地を見回りしていたピョン太が破水したと連れてきた繁殖牝馬。とっても安産でしたが一つ問題が。

 鼻曲がりの奇形でした。もちろん多少の鼻曲がり程度なら問題ないのですが、生きて行くのに支障が出るほどの曲がり具合。その場で安楽死が決定しました。

子供をなくした母馬には2日前に生まれた別の仔をあてがう事に。乳母付けです。

 生まれた仔は、すぐさま母馬が見えない所に隠して母馬に鎮静剤を投了、両目を隠します。

 連れてきた仔にも鎮静をかけて母馬の羊水を仔になすりつけ羊膜を身体に巻きつけて、母馬にあたかも自分が今しがた産んだ仔だと錯覚させます。

 スピードある行動と、しっかりと自分の匂いのついた新しい仔に乳母付けは大成功でした。

 この仔の本当の母馬は、産後体調を崩し芳しく無い状態でした。産後の育児は体力を消耗するのは馬も人も同じこと。仔と離れた母馬には治療に専念してもらう事になります。

 一方で奇形で生まれて来た仔は、静かに施しが行われました。誕生して来たはずなのに。10年間決して少なくない頭数生後ままない仔を見送りました。もう、涙は出ません。悲しんではいけないと思うからです。ただやはり辛い気持ちは込み上げて来ますが、表には出さない様に気を付けてます。

 だからここでは言わせて下さい。

 生まれてきてくれてありがとう。お母さんの愛情をあげられなくてごめんなさい。

 お母さんのお腹から狭い産道を通って破きにくい筈の胎盤を自ら破りお母さんと共に頑張って誕生して来てくれたね。

 私にはお空の上でのびのび走りまわってね、なんて言葉は出てこないけど、

 君が卵の頃から成長を見守って、せめて君の顔が見れて良かったです。ありがとう。お疲れ様でした。

 
いつも奇形を施すときに思います。
どうして奇形になってしまうのか?
管理方法がいけなかったのか?
少しでも奇形を減らす事は出来ないのか?

 組織の平社員の一員でしかない私が出来ることは今を生きている馬達にこれから生まれてくる馬達を出来る限り世話して行くしかない事は、重々承知しています。

 ☆見出しの写真はすっかり親子関係を築いた母馬と仔
 
 

 

初めに

2021-03-27 20:50:00 | 日記

 初めまして、こんばんは。

このブログに某競走馬総合生産育成牧場に勤めて今年で10年目の私が、

 10年目を節目に日々の記録やらなんやら雑多に綴っていく為の完全な自己満ブログです。

 ほぼ日記だね😙

 もし、競走馬生産牧場の仕事について気になる方は参考程度に出来たら良いなぁーって軽く考えてます。

ブログの目的

• 自己満足な日記

• 更に成長する為に悩み事や考えをまとめたい。他者からのアドバイスが欲しい。

•とある競走馬生産牧場の仕事の流れを、この業界に興味ある人達にやんわりと伝えられたら良いな。
 ⬇︎
 ☆私の仕事内容が、全てじゃないし、牧場が違えばガラリと仕事内容も雰囲気も、全く変わるからそこだけは分かって欲しいです。