やまなしの送電線 見て歩きの記

送電線や送電線鉄塔、発電所や変電所などを見て歩いた記録です。

小武川第三線2号鉄塔

2011年07月18日 | 送電線鉄塔えんぼう記


 小武川第三線の2号鉄塔です。
その先の3号鉄塔から先も重なるように見えていますが、
これらは、年代が古いこともあるでしょうが、地形の制約もあって、
変わった形をしています。
なかなか足下に寄れないので、遠望のみです。
でも2号鉄塔には、ちゃんと黄色の閃絡表示器も付いていて本格的(?)なものです。

(2011.7.16)

小武川第三線1号鉄塔

2011年07月17日 | 送電線鉄塔かんさつ記


 前回の小武川第三発電所で発生した三相交流の電力を送り出す
小武川第三線の最初の送電線鉄塔です。



 その鉄塔ナンバープレートです。
昭和2年12月の建造、高さ13mの鉄塔です。



 構造材の一部に観察された塗装の記録。
直近の塗装記録ですが、昭和36年11月24日となっていますので、
これを見ても年代物という感が強く感じられます。



 最初の写真とは反対のサイドから見てみました。
右手が発電所側で左手が2号鉄塔の方向です。
また腕金では耐張型の支持となっていて、碍子の数も2つですので、
電圧はそう上がっていないものと観察されます。



 お終いに三相交流の位相の問題。
最初の写真と同じ向きに見たものですが、右側からS・R・Tとなっていました。
その標識マークですが、Sは黒い四角(square)、Rは赤い丸(round)、
そしてTは白い三角(triangle)となっています。

(2011.7.16)

小武川第三発電所

2011年07月16日 | 発電所みてある記


 東京電力(株)の小武川第三発電所です。
富士川の上流(釜無川の支流)の小武川に設けられた水力発電所で、
その始動は昭和の初めになります。



 ゲート脇のプレートです。



 この発電所は、導水部が観察しにくい状況で、
やむなくネットフェンス越しに観察しました。
画面の右手に、発生電力を送り出す送電線、小武川第三線の
1号鉄塔の上部だけが見えています。



 導水管を望遠しました。
水力発電所を見るとき、これがないと寂しいですよね。

(2011.7.16)