コンパニオンさんを撮るレンズ（東京モーターショー2009）

前回コンパニオンさんのポートレートを公開しましたので、チョイと
四方山話。

(2009年10月28日”綺麗なお姉さんは好きですかぁ～？（2009　
東京モーターショー）”記事参照)




ブースに並んでいるコンパニオンさんを撮るケースに限った場合、今回の
経験からどのレンズがいいのか、皆様の御参考になればなと思います。






ポートレートを撮るにゃ、バストアップパターンが多いですよね。

またモーターショーのように撮影が頻繁な場合、すばやく正確に、笑顔を
撮りたいところです♪


となると、ただ、「撮影させて下さい」ですと、笑顔を十分に作れませんから
撮り手からリクエストすると上手に笑顔を導くことが可能です。

短時間にコンパニオンさんと会話し、笑顔を引き出し、そして２～3ポーズ
撮ることを宣言致します(笑）

コンパニオンさんもプロですから、ちゃんと3ポーズを決めてくれますし、
その際、自然な笑顔になり、良いショットが撮れます(経験談）


で、撮影中、ポーズごとに声がけをする際、声が届く範囲でないと、コン
パニオンさんもポーズのタイミングを失い、カメラマンと呼吸が合わなく
なり、目が瞑っちゃったりします。


モーターショー会場ですと結構周りが騒々しいので、声が届く範囲１ｍ前後
の撮影が生命線だと思いますです、ハイ。


その辺りを踏まえると、35mmの焦点距離でわ2年前の撮影で寄れませんでし
たから、今回、FA77mm、D FA Macro 50mm（50mm単焦点はコレしか持ってま
せん）の２本だと思ってました。



まずはその77mmと50mmの描写をご覧いただきましょ(笑）










↑「円らな瞳に乾杯」　PENTAX K7 FA77mm Limited











↑「tres bien♪」　PENTAX K7 D FA Macro 50mm








女性を美しく魅せるのは難しい。なぜなら、肌の状態、目の煌きなどを
どう描写するべきか。

何もかも完璧に捉えると、化粧の状態、しわ、など、女性にとって映って
欲しくないものも確実に描写する。

撮り手が、肌色、毛穴まで繊細に描写し、カメラの撮影自体が完璧である
と自負していたとしても、撮った写真わ、女性に嫌われちゃうケースもある。


だからこそ、女性を撮る、その行為にゃ、繊細でありつつ美しさに配慮、
それも普段以上に敏感に撮影条件を変えなくちゃいけない。




77mmは流石の円やかな描写であり、ピントは目に合わせてます。綺麗に後ろ
周りはボケてますから立体描写も中々だとおもいます。

流石77mmです。
ちなみに会話が普通に成立する撮影距離１ｍですと、顔はこの大きさで描写
されます。


コンパニオンさんがお綺麗なので、ここまでアップしてもお肌の状態が
整っております。
しかし、コンスタントにこの焦点距離で撮るとなるとお肌の状態によっては
NGになる場合もあるでしょ。




対する50mm・・・

丁度バストアップに収まり、構図的にもこちらが安定する印象です。

またこの撮影距離（同じく１ｍ）ですとお肌の描写が平均的に美しく撮れる
ことがわかります。それは前回の撮影も含めご覧の通り。

偶然の綺麗な一枚じゃ駄目なんです、やはりコンスタントに同じように綺麗に
撮らなきゃイケナイ場合もあるのでございますです、ハイ。


そう考えますと、平均的に美しく撮れ、また声が届く範疇でモデルさんとの
疎通が計れる撮影距離からすると、焦点距離５０ｍｍ前後が東京モーターシ
ョーにゃ丁度いい焦点距離だと思うワケです。


してみるとPENTAXが、DA★55mmレンズを発売、それも円形絞りに拘り
ポートレートに的を絞ったと思われる、焦点距離にゃ、それなりの説得力
がございます♪



あっ、ズームレンズよりも単焦点の方が、メリハリはっきりでお奨めでし(笑）

えー感謝の念をば。撮影させて頂いたお二人のお姉さん、笑顔最高ッス♪



以上、四方山話でした。








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