視線の先にあるものは…

気になるニュース等を書き綴る日記です。

ミスをした 売れないものを 買い取った

2006-09-07 20:39:45 | Weblog
 大失敗をしてしまいました。
 怪しげなCDを買い取ったのですが、色々と調べてみると、とても店頭では売れない商品と言う事がわかりました。

 タイトルは”機動戦士ガンダム”と言うCDです。
 収録曲が不思議で、INVOKE、DREAMS、アニメじゃない、シャアが来る、めぐりあい、砂の十字架、哀 戦士など、他にもありますけど、普通では考えられない曲ばかりです。
 唄入り、歌詞ブック付き、CDMA-005、日本著作権協会のシールも貼ってあったので、大丈夫かな?と思いましたが、低下1200円と言う不思議な価格。
 一応、買い取り価格も低めで提示しましたが、それで交渉成立したので、買い取りました。
 で、一応中を聞いて見ましたが、微妙に違います。
 アレンジされたと言うか、劣化コピーと言うか、偽物でした。
 出だしだけ全部聞いたのですが、哀戦士は好きな歌だったので、殺意を抱くほどの出来でした。
 よく見ると、歌”上村周二、斉藤芙美子/他”となっています。
 演奏”東京トーン・オーケストラ”
 少なくとも、ガンダムソングを歌った人の中にこんな名前の人はいなかったはずです。
 作った会社”TONE.CO.、LTD”と言うらしいですが、偶然HPを発見。
 オリジナルのCDを作りますと言う活動をしているみたいです。
 その中で、CD作成に関して著作権が必要な場合は別途実費で登録など業務手続を行いますと書いてありました。
 きちんとした手順を踏んでいるのであれば、正規の歌手が歌っていて、音程もアレンジなどしていないはずです。
 最近、韓国のパクリ問題で色々と腹を立てていましたが、日本の企業でもこんな馬鹿な事をしている会社があると思うと、むかつきます。

 先日取り上げた、韓国映画の盗作疑惑。
 こちらはあまり追求されずに終わりそうです。
 朝鮮日報は早々に興行失敗と言っています。
 これから、口コミで広がる可能性もあるのですが、話題を打ち切って、別の方向にしたいのかもい知れません。
 ただ、この報道に関して面白い部分もあります。
 通常、あの国は日本の文化の事を馬鹿にして、色々と自分たちの方が優れている。まねしたのは日本の方だと言ってきます。
 今回は、日本の怪獣映画は沢山あり、似ていないデザインを探す方が難しいとほとんどの新聞系HPにコメントしてありました。
 後ろめたい部分、少しはあるのかもしれません。
 

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
矛先 (もぷ)
2008-10-12 07:30:50
道すがら失礼致します。
期待していた物とは全く別の物を掴まされたとのことで、心中お察しいたします。
思うところありましたので、少しだけ書かせてください。

念のため述べますと、私は歌手でもなければ、Tone社員でもなく、またToneに働いている親戚・知人が居るわけでもありません。
にも関わらず、Toneをフォローする文を書かせて頂こうと思ったのは、私にとってToneが非常に思い入れのあるレーベルだからです。

現在26歳の私が9歳のころ、同じように好きなアニメの歌がたくさん入っているという理由で、3本セットのカセットテープを1500円で買いました。当時の私には大金でした。
知ったのは近年ですが、それがToneから出ていた物でした。
聞いてみるとやはり原曲とは違う物、かけ離れた物も多かったのですが、私は一週間に一度、決まった時間に1番しか聞けない大好きな曲が、フルサイズで好きな時に何回でも聴ける。それだけでたまらなく嬉しかったのです。

2番を初めて聞いた曲も多くありました。普段TVにかじり付いて見ているだけでは、到底聞くことのできない部分。それが露わになるたびにワクワクドキドキしました。
カセットに使うのは不相応で、今ではあまり使われなくなった言葉なのかもしれませんが、文字通り、擦り切れるほど、何度も何度も繰り返し聞きました。
運良く今も残っている幾つかのカセットも、よく聞いていた部分はみっともない音になっています。
文中「偽物」という表現がありましたが、私にとってはこれも本物の1つでした。
子供の耳で聞いても、明らかに原曲と違うものが少なくありませんでしたが、毎週TVから流れてきた主題歌と同様、暇があるたび繰り返し聞いたこのカセットの音源たちもまた、私にはとても大切で、大好きな曲たちでした。


確かに、原曲を期待していたとすれば、納得のいかないものだとは思います。
ですが、どうかその1点だけでToneや、カバー・アレンジの音源、それ自体を憎く、悪く思わないで欲しいのです。

CDに歌手名と演奏者が明記されているならば、これ以上分りやすいことはありません。
日本著作権協会のシールも貼ってあり、楽曲を使用する権利もクリア。
また、bmtakaさんが訪れたToneのホームページですが、今年の春先までCD1枚に好みの12曲1500円程度で、視聴可能な通販もされていました。
残念ながら終了してしまいましたが、カバー・アレンジの音源を発売する上で視聴も可能というのは、良心的なサービスだと思います。

また、こういった曲の場合、歌い手にも相応の実力が求められます。
原曲ありきですので、雰囲気を似せようとして不自然さが際だつのですが、そうしてなお歌いこなす実力のある方が、歌を担当することが多くあります。
これは大げさですが、ある種「スタジオミュージシャン」的な、表舞台に立つことが少ない歌い手の歌が聞ける場合もあります。
(そのジャンルに於いて)有名な歌手が歌を担当した盤に高値がつくことは珍しくありません。

相応の土台・歴史のあるジャンルでもあります。
私の父親くらいの年齢でも、こういったカバー・アレンジの曲について、思い出話を楽しそうに話してくれる人が居ます。

原曲に愛着があるが故に、それを尊重し、原曲から派生したものも楽しむ。
私や、私の周りのように、そういった点に魅力を感じている者も、決して多くないながらも、しかし確かに居るのだと、知って頂ければ幸いです。
返信する