視線の先にあるものは…

気になるニュース等を書き綴る日記です。

あの夜の 不安な気持ちを 思い出す

2006-09-11 19:54:10 | Weblog
 同時多発テロから5年。
 世界は色々と変わったと言っています。
 
 5年前のあの日、確かチャット中にテレビを見るように言われて、テレビをつけました。
 見た映像は、1機目が衝突した瞬間の映像。
 一瞬、何かの番組かと思いました。
 そのまま唖然と見ていると、2期目が衝突。
 この時点、チャットしている場合でなくなっていたので、パソコンはやめてtvに集中しました。
 いつも自分は2階にいるのですが、1階の居間にあるtvの方が大きいので、下に降りてTVをつけました。
 リプレイされる映像。
 混乱している状況。
 非現実的な現実の光景がそこにありました。
 その時、心のそこにあったのは、核戦争への恐怖です。
 冷戦自体、いつ勃発して世界が滅亡するかもしれないと言う恐怖がありました。
 馬鹿な子供だったので、それが怖くて、寝れなかったときもあります。
 安城の電波等が標的だから、この辺も駄目だと言う意味不明なデマ(?)に恐怖したこともあります。
 冷戦が終わり、一応の恐怖はきえましたが、このときは流石にあの頃感じていた恐怖を、よりリアルに感じました。
 唖然としている中、突然崩れだしたツインタワー。
 飛行機はハイジャックされたものと言うことで、乗員は無理やり道連れにされたということで、犯人に対する怒りを覚えました。
 
 先日、このタワーから緊急連絡した人の肉声を放送していました。
 助けを求める最後の声。
 聞いているうちに涙が出てきました。誰だって、死にたくないです。
 その思いが切実に滲んでいたので、哀しかったです。

 アルカイダは、まだ滅んではいません。
 新しい火種を作るようなこと言ったそうです。
 この辺の事情は歴史的背景等考えると色々と複雑すぎて、すぐに解決するのは無理だと思いますが、最悪の道だけは、進んでほしくないと、切実に願います。