映画『僕のワンダフル・ライフ』は
妹の職場でも話題になっているようです。
予告を観て一瞬は観に行こうかという気になりましたが、やっぱり行かないだろうなと思います。
ブッちゃんに逢いたいなぁと思い続けています。恋しくて恋しくて仕方がありません。
けれど、それはこの世でもう一度、ということでもないのです。
随分昔の雑談の中で、生まれ変わったら何になりたいか、生まれ変われるとしたら男性か女性かどちらが良いかという質問に、
生まれ変わらないで良いです。もう充分、結構です。と答えて引かれたことがあります。
真面目に答える類の話でもないのに真面目くさって答えます。
この世界は、生まれ変わってもまた生きたい、と思えるほど良いところでもなさそうです。
この世での時間を使いきったら、晴れ晴れとおさらばしたいです。
決して幸せだったとは言えないブッちゃんの犬生。
もしも、もしもブッちゃんが生まれてから死ぬまでの間を笑顔で暮らせるという保証があるのなら、またこの地球のどこかに生まれ変わっておいでね、と思えるのかもしれません。
彼は、きちんと自分の時間を使い果たして逝きました。
二度と地上に舞い戻ることはないと思っています。
お空では愉しくやっているようです。
ワンダフル・ライフです。
そして、時々は私につき合ってくれています。
ブッちゃんは生まれ変わらないまま、私の傍にいます。
透明だけど確かにいる、と実感できます。
私が私の時間をきちんと使いきった後、彼に逢うのが楽しみです。
もう一度あの可愛らしい姿のままのブッちゃんに逢えるのかどうか。
それはその時までのお楽しみです。
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自分以外のところに生まれ変わっちゃったら逢えない、とも思ってたから。
まりちゃんの引かれてしまった言葉、私なら超喰い付いたと思います。
どうしてそう思うのかとか、何がそう思わせるのかとか、すごく知りたくなるから。
そして自分にとって生きていることとか、出逢ったこととか、別れなければならなかった訳とか、ぐるぐる思考してしまうと思います。
自分は時々、生きていることの意味を失ったり捨てたくなったりします。
死にたいわけじゃないけど、その選択の方が楽かな、と思ったり。
ブッちゃんや煌や、頑張って生き抜いたお空組さんは、きっとこんな気持ちを哀しく感じるでしょうね。
でもお空に行ったら、優しく迎えてくれるかも、とか甘いことを考えます。
まりちゃんはお空組さんと同じく、真っ直ぐに生きられている、ブッちゃんにとって自慢のママだと思います。
まりちゃんのお気持ちに触れると、やっぱ自分も頑張らなきゃなと思います。
自分は「ワンダフルライフ」見に行くことはありません。
生まれ変わるということはその前に別れがあるということだから。もう別れは身の回りだけでたくさんです。
もう少しエゴイストとなってます。書き直してて間違いました。私はかなりと入れ替えたかったのに(-_-;)
まりちゃんの対応は自分と違って全然エゴじゃないです。
ゴメンナサイ、紛らわしく、しかもよく見るとめちゃ長文で。
喰いついてくれたのは。たぶん、ママさんが初めてです。(笑)
無邪気な会話に無邪気に加わっていれば良いのにと思います。
そうですよね。前提に死があるのにそこはタブーなんですかねと。
ある日を境に家族のひとりがいなくなる。
動かない、声も聴かれない、そして姿が完全に消える、そういうことが起こるんだと、5歳の私は知ったわけです。
悲しいとか淋しいといった感情はなかったでように思います。ただ目の前に眠っているだけのように見える人をじっと見ていました。
生きている意味や目的、答えが欲しかった時期もあったかもしれませんが、そんなものは捨てました。
自分にあるのは、どのように死にたいかということです。そのことばかり考えていたら(笑)自ずと自分がどう生きるかが見えてきたように思います。
煌ちゃんやブッちゃん、お空組さん達のように
こちらでの時間をきちんと使い切り、使い果たした時、きっとあの子たち喜んで迎えてくれると私も信じています。
ご褒美が待っている。そうじゃないと、やってられません!(笑)
長くなってしまいました。すみません。
お仕事お忙しいでしょうが、今日も良い1日になりますように。お互いに。