ライスシャワーという名の競走馬がいました。
( 画像はお借りしました )
1995年6月4日
修復工事中の阪神競馬場に替わって
京都競馬場で開催された宝塚記念のレース中の事故で骨折、安楽死の処置が取られました。
テレビで観戦していた私はショックで
それから何年も競馬から遠ざかりました。
京都競馬場に記念碑が建てられ、私も訪れたことがあります。
幾つものお供えがしてありました。
当時のスターホース達の記録をことごとく打ち破ってきた彼は、ヒール的な存在でもあったのに、彼を想い、偲ぶ人がこんなにもいるのだと感動した記憶があります。
ある花屋さんのサイトに
毎年ライスシャワーの命日に
花に人参を添えて贈られるという方のお話しがありました。
素敵なことだと思いました。
あなたが確かにいたことを
私は決して忘れない
私にも贈り続けたい方がいます。
実際にお会いしたことはありませんが
多分想像通りの方だと確信しています。
こちらの気持ちを押しつけるばかりで
ご迷惑ではなかろうか、と
思わないでもないのですが
そこは忖度せずにいきたいと思います。
花屋さんには、希望を一つだけ伝えて
あとはお任せしました。
その方の愛して止まない宝物を
花にたとえるならこの花、と私が勝手に思う花を入れて欲しいと伝えました。
電話口の女性の声、イントネーションが
一度だけ聴いたことのあるその方の声と似ているような気がして、懐かしく、切ないような嬉しいような気持ちになりました。
あなたが確かにいたことを
私は決して忘れない
その想いを形にしたくて、私は
今年も花を贈ります。
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