タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

青春は走るに限る

2019-11-01 | 映画
天気の子Weathering With You

警察から追われ、バイクで冠水道路にダイブし、トラックの屋根から線路を走り始めたくらいから、
おばさん(婆さんだけど)涙が止まりませんのことよ。

今年の夏を予想するような映画で、現実はもっと過酷だったんだけど、
平和に映画を見てると、「若い人」がいたらそれだけで大丈夫、なんて暢気なことを思ってしまった。
倍賞美津子さんに同感だわ。

まだ昭和のころ、知り合った邦画フリークの青年が
「青春映画は夏 祭り 走るが三原則 恋愛割合は30%未満」と言っており、
その原則を30年経った今でも当てはめている。
すばらしい原則だ(笑


少年も少女も走るんだ。
なんてったって青春、あっちゅう間に過ぎてしまって、
気付くと「何やってたんだ、自分」と、醒めた目で見てしまっている。
ほんと、時間の速度にはもっと注意ないといけなかった。
でもおばさんになるんだって、けっこう走りながらで、ぼーーーーっっとしてたわけじゃない、あっちゅう間だった。

ま、済んだことはしょうがない、と映画が終わっても作品と自分のこれまでのことが混ぜ混ぜになって、しばらく泣いていた。
暗がりっていいね。

心臓が張り裂けそうに廃ビルを登る少年に流れるのんびりしたBGM,いいと思うわ。

刑事はやっぱ平泉御大かと(笑)





監督脚本原作
新海誠

製作
市川南
川口典孝


製作総指揮
古澤佳寛



出演者(声)
醍醐虎汰朗
森七菜
小栗旬
本田翼
倍賞千恵子
吉柳咲良
平泉成
梶裕貴


音楽
RADWIMPS

主題歌
RADWIMPS

撮影
津田涼介

編集
新海誠

制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム

製作会社
「天気の子」製作委員会

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