2004年のスバルは全16戦中5勝(全て、ペター・ソルベルグによるもの)をあげている。しかし、もっと勝てたはず。優勝したシトロエンとローブは、マシンのトラブルも無く、ドライブミスもなく、結果として殆どリタイアせず上位入賞を続けたことが優勝に繋がったとされている。今シーズンのスバルを占う為にも2004年シーズンをもう一度、振り返ってみたいと思う。
基本的にターマックなので、ピレリタイヤであるスバルは不利。
メカニカルトラブルは発生していない。
第1戦に引き続き、ピレリはスノーも不得意。
メカニカルトラブルは発生していない。
インプレッサWRC2004投入。驚愕のスピードを見せつけたのだが、LEG1の最終サービスにて、機器のスイッチを切り忘れるという凡ミスをしてしまい、バッテリー上がりでエンジンかからず。その際、サービスへのチェックインまで乗員以外が車に触れたとして5分のペナルティーを受ける。
その後LEG2を全てトップタイムをたたき出すなど、コレが無ければ優勝は間違いなかったと思われる。
単純にスイッチを切り忘れただけなのでメカニカルトラブルは無し。
ペター、グロンホルム、マルティンによる僅差の争い。メキシコでの鬱憤を晴らすかのようにペターが激走。見事優勝を飾る。
メカニカルトラブル
排気システムのサイレンサーがバンプ時に正規位置よりもフロア面に近づいてしまい、スペアタイヤを異常に熱し焦げたて異臭を放った。
SS1,2とトップタイムをたたき出し順調なスタートと思われたが、SS4以降ラジエターに砂がつまるというトラブルが発生。対策を行ったLEG2以降は快走し何とか6位でフィニッシュ。その後、プジョーがレギュレーション違反で失格となったため最終的には4位となっている。砂さえつまらなければ優勝していた可能性はかなり高い。
メカニカルトラブル
ラジエターに砂が詰まって、冷却が上手く行かなくなった。確か金網を設置してこの問題を解決したはず。
LEG1は何ら問題なし。インプレッサ、ピレリの得意とする路面で大量リードを築く。しかしながら、LEG2SS13で岩でブレーキ系を破損してしまう。ハンドブレーキのみでなんとか走行したが、サービス直前のSSであったことが幸いし無事修理。ところがこの際にリアのマッドフラップをメカニックが付け忘れるという凡ミス。30秒のペナルティーを受けてしまう。しかし、LEG1での大量リードにより首位のまま。その後はノートラブルで走行し余裕の優勝。
メカニカルトラブル
岩にヒットしたことでブレーキ系を破損。
ローブ、グロンホルム、ペターの3つ巴の戦いになるかと思われたがSS4のウォータースプラッシュでエアーインテークを破損。その結果、エンジンパワーが落ちてしまいタイムが伸びない。修理後は快走しベストタイムを連発するも上位との差は詰めきれず3位フィニッシュ。
メカニカルトラブル
ウォータースプラッシュによるエアインテーク破損。
SS4までトップを快走していたのだが、SS5のウォータースプラッシュでまたもフロントセクションを破損。またもパワーダウンを強いられ後退…。これはペターがオーバースピードで侵入したためらしい。だが、その後のSS9のウォータースプラッシュでまたも破損。今度はダメージが深刻でロードセクション中にエンジンがストップ、リタイアとなった。
メカニカルトラブル
ウォータースプラッシュによるエアインテーク、フロントセクション破損。
とりあえず前半戦のみでアップします。続きはまた後で
第1戦:ラリー・モンテカルロ(7位/ターマック/アイス)
基本的にターマックなので、ピレリタイヤであるスバルは不利。
メカニカルトラブルは発生していない。
第2戦:スウェディッシュ(3位/スノー)
第1戦に引き続き、ピレリはスノーも不得意。
メカニカルトラブルは発生していない。
第3戦:ラリー・メキシコ(4位/グラベル)
インプレッサWRC2004投入。驚愕のスピードを見せつけたのだが、LEG1の最終サービスにて、機器のスイッチを切り忘れるという凡ミスをしてしまい、バッテリー上がりでエンジンかからず。その際、サービスへのチェックインまで乗員以外が車に触れたとして5分のペナルティーを受ける。
その後LEG2を全てトップタイムをたたき出すなど、コレが無ければ優勝は間違いなかったと思われる。
単純にスイッチを切り忘れただけなのでメカニカルトラブルは無し。
第4戦:ラリー・ニュージーランド(優勝/グラベル)
ペター、グロンホルム、マルティンによる僅差の争い。メキシコでの鬱憤を晴らすかのようにペターが激走。見事優勝を飾る。
メカニカルトラブル
排気システムのサイレンサーがバンプ時に正規位置よりもフロア面に近づいてしまい、スペアタイヤを異常に熱し焦げたて異臭を放った。
第5戦:ラリー・キプロス(4位/グラベル)
SS1,2とトップタイムをたたき出し順調なスタートと思われたが、SS4以降ラジエターに砂がつまるというトラブルが発生。対策を行ったLEG2以降は快走し何とか6位でフィニッシュ。その後、プジョーがレギュレーション違反で失格となったため最終的には4位となっている。砂さえつまらなければ優勝していた可能性はかなり高い。
メカニカルトラブル
ラジエターに砂が詰まって、冷却が上手く行かなくなった。確か金網を設置してこの問題を解決したはず。
第6戦:アクロポリス・ラリー(優勝/グラベル)
LEG1は何ら問題なし。インプレッサ、ピレリの得意とする路面で大量リードを築く。しかしながら、LEG2SS13で岩でブレーキ系を破損してしまう。ハンドブレーキのみでなんとか走行したが、サービス直前のSSであったことが幸いし無事修理。ところがこの際にリアのマッドフラップをメカニックが付け忘れるという凡ミス。30秒のペナルティーを受けてしまう。しかし、LEG1での大量リードにより首位のまま。その後はノートラブルで走行し余裕の優勝。
メカニカルトラブル
岩にヒットしたことでブレーキ系を破損。
第7戦:ラリー・トルコ(3位/グラベル)
ローブ、グロンホルム、ペターの3つ巴の戦いになるかと思われたがSS4のウォータースプラッシュでエアーインテークを破損。その結果、エンジンパワーが落ちてしまいタイムが伸びない。修理後は快走しベストタイムを連発するも上位との差は詰めきれず3位フィニッシュ。
メカニカルトラブル
ウォータースプラッシュによるエアインテーク破損。
第8戦:ラリー・アルゼンチン(リタイア/グラベル)
SS4までトップを快走していたのだが、SS5のウォータースプラッシュでまたもフロントセクションを破損。またもパワーダウンを強いられ後退…。これはペターがオーバースピードで侵入したためらしい。だが、その後のSS9のウォータースプラッシュでまたも破損。今度はダメージが深刻でロードセクション中にエンジンがストップ、リタイアとなった。
メカニカルトラブル
ウォータースプラッシュによるエアインテーク、フロントセクション破損。
第9戦:ラリー・フィンランド(リタイア/グラベル)
第10戦:ラリー・ドイツ(リタイア/ターマック)
第11戦:ラリー・ジャパン(優勝/グラベル)
第12戦:ラリー・グレートブリテン(優勝/グラベル)
第13戦:ラリー・サルディニア(優勝/グラベル)
第14戦:ラリー・ツール・ド・コルス(5位/ターマック)
第15戦:ラリー・カタルニア(5位/ターマック)
第16戦:ラリー・オーストラリア(リタイア/グラベル)
とりあえず前半戦のみでアップします。続きはまた後で
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます