雷兄弟
大ちゅき
命が宿ったテディベアと大人になりきれない男性が巻き起こす騒動を陽気なタッチで描く。
アメリカではR指定のコメディ映画としては歴代No.1の大ヒット作。
監督のセス・マクファーレンは監督と脚本だけでなく、テッドの声優も務めている。
私は字幕版で観たんだけど、予告編と本編では訳が少し違う場面もあったね。
だけど、テッドの体内音声の“I LOVE YOU”を
“大ちゅき”と思いっきり意訳しているのは面白い。^^
子供時代のジョンが一人ぼっちなのは性格が悪いからではなくて、
ユダヤ人をいじめている同級生達の輪に入らなかった良心をわきまえた少年だから。
そういう善良な少年へのミラクルなクリスマスプレゼントがテディ(テッド)。
青色の枕・布団、ジョンの青いパジャマとテディの青い蝶ネクタイがオシャレだったね♪
中年になって別居を決意したジョンとテッドの後ろ姿は哀愁あったな。
ぬいぐるみのキャラを前面に出した作品なのかと思っていたんだけど、
ぬいぐるみの形の特性をネタにしていただけで、
お互いにお人好しで仲が良すぎるがゆえに優柔不断でなかなか自立できず、
ようやく別居してもお互いに甘えて一緒に遊んでしまうベタな友情物語。
それに、クールビューティな彼女との恋愛も絡むと
コメディであってもドロドロしちゃったりもするけど、
ぬいぐるみ男だと姿形はキュートなので笑い飛ばせちゃう。^^
普遍的な設定を新しく魅せる発想が上手いなと思ったよ。
テッドのファンである父子が初対面でいきなり連絡先のメモを渡し、
それをジョンがあっさり受け取るのは安直すぎる気もしたんだけど、
後半、テッドが誘拐された場所にたどりつけたのは
そのメモをジョンが入れっぱなし?にして持っていたから。
(それにしても、あの木馬は日本の冬彦ドラマを思い出してしまったな。。。)
カメオ出演で一場面だけのノラ・ジョーンズにはエロな台詞を言わせてインパクトを与えたり、
サム・ジョーンズはカメオのわりには数分登場していたけど、
パーティや空想場面だけではなく、ラストでも粋に登場していたり、
伏線の効かせ方やキャストの盛り上げ方にセンスが光る。
懐かしの映画ネタ満載でふとツボに入り、
クスッと笑っちゃうシュールなコメディ。^^
アメリカ映画やアメリカドラマネタが多かったね。
日本の漫画・子供向け番組のキャラクター、七五三など
日本文化にちなんだネタに置き換えた意訳にも驚いた。
下ネタも飛ばしまくっているので、観客の好みは分かれそうだけど、
躊躇せずにあっけらかんしたノリでやってのけているので爽快な寓話として私は楽しめました☆
中年おっさんだったら許せないんだけど(笑)
何しろ見かけがあのかわいい熊ちゃんですから、あのキュートさで何でも許しちゃう自分がいました(笑)
下ネタ飛ばしまくっていましたね(苦笑)
確かに、好みは分かれる作品なのかもしれません(^_^;)
でも、私は最初から最後まで笑っていましたし、ハリウッドの映画ネタなんかでも楽しめました♪
面白かったで~す\(^o^)/
そうそう、ただの下品なオッサンだったら眼中にもいれたくないケド、
姿形はほのぼのしているテディベアだから許せるんだよね。^^
>確かに、好みは分かれる作品なのかもしれません(^_^;)
どちらかというと、こういう捨て身の笑いは
関西人に受けそうなタイプの笑いのような気もしました。
なので、関東のひろちゃんに受けたのはちょっと意外でビックリしましたよ。
マニアックな映画ネタも満載で素直に面白かったよね。
確かに下ネタオンパレードで途中まで面白かったんですが、途中で飽きちゃってきました(笑)
>テッドの体内音声の“I LOVE YOU”を
“大ちゅき”と思いっきり意訳しているのは面白い。^^
これ聞いてみたい!!
これだけが癒されたからとっても聞いてみたい!!!
>確かに下ネタオンパレードで途中まで面白かったんですが、途中で飽きちゃってきました(笑)
それもわかる、ベタすぎるからね。^^
“大ちゅき”生で聴きたいですよね~。
お互いにぬいぐるみ当たると良いですね。