『素浪人・月影兵庫』＜第5話＞

加藤雅也は旗本崩れの高村伊織役。
　　兄を裏切り良家に嫁いだ女性を恨みに思っていた伊織。
　　やがて、伊織の兄の死の真相が明らかになり・・・。

まぁ、勧善懲悪の実にわかりやすい物語でしたなぁ。
韓国の時代劇ドラマは恋愛模様が描かれる作品が主流な印象だけど、
日本の時代劇ドラマは人情劇が基本なのよね。

雅也は久々の二枚目役で殺陣場面は
「キャ～！雅也カッコ良い！！」
でTVに向かって叫んじゃいましたよ。(^o^)
ファンの間で賛否両論好みが分かれる
月代カツラの武士姿は涼やかな感じがして
清潔感があって私は好きです。(^-^)
だって、時代劇映画『荒神』（下写真）や『魔界転生』の長髪はむさ苦しいというか濃いんだもん。。。


演技的には相変わらず滑舌が微妙だし、話し方にドスを効かせすぎ。
でも、目は鋭いし、カメラが遠映しの時でも目力があって、
演技に対する取り組み方は真面目な人だと改めて感心しました。(*^-^*


共演者は今まで映画・ドラマで共演した方達が多かったし、
特に、松方弘樹は加藤雅也の主演映画『OKITE やくざの詩』〔2003年〕で映画初監督だったんですよね。


P.S.
加藤雅也の公式サイト読んでいると連ドラ（特に『アンフェア』）の影響からか10代の女の子のファンも増えたみたいで、
カッコつけていないけど、カッコ良いコミカルな薫ちゃん役が支持されたみたいだけど、
私はどちらかと言うと寡黙でクールな役を演じている時の加藤雅也が好きなんですよね。
ちなみに、私が一番好きな加藤雅也主演作は
『よるべなき男の仕事・殺し』〔1991年：日本映画、藤原審爾原作、村川透監督〕
の冷徹な殺し屋役なのです。