~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

『ユア・マイ・サンシャイン』・・・ ※ネタバレ有

2006-12-02 22:55:09 | 映画【韓国】
悲惨な過去を背負いエイズに感染した事実を知らずに
身体を売って逮捕された女性と
妻として迎えた彼女を一途に愛する
牧場暮らしの青年の実話を基にした作品です。

ウナ〔チョン・ドヨン〕の事が可愛くて大好きでたまらない
ソクチュン〔ファン・ジョンミン〕はまるで初恋した頃の少年のように純朴。
ソクチュンの一生懸命な行動は時に滑稽にも映るんだけど、
まっすぐに彼女の事を見つめてくれる男性って素敵ですよね。(*^-^*
    エイズという病気はわからないけど、
   ウナが死んでしまうかもしれない・・・   
   ウナを失いたくない・・・
ウナを大切に想うソクチュンの一途な想いがせつなかった。

ウナが逮捕されてから、ソクチュンの母はソクチュンと一緒に死のうとするし、
ソクチュンの母と兄は収監されたウナに「家と縁を切るように」忠告するけど、
ソクチュンの母はそれでもウナの体調を気づかうんですよね。
明るく優しく働き者で家事を任せることも出来たウナを嫁として認め、
実の娘のように思い、心配する気持ちもあったのかな?
その場面が印象深かったです。    
   もし、保健所の職員が訪ねてきた時にウナが居て、
       
直接エイズに感染している事実を伝えられていたら・・・
  もし、ソクチュンがウナのエイズ感染の事実を
       
ウナにもっと早く伝える勇気があったなら・・・
二人はどういう人生を歩む事になっていたんだろう?

ソクチュンの友人役でリュ・スンス
(↑『冬のソナタ』のヨングク役、『四月の雪』のソヨン役:ソン・イェジンの夫役、
『大統領の理髪師』『二重スパイ』などに出演している俳優)
も出演していて嬉しかった。(^-^)

『ユア・マイ・サンシャイン』でウナとソクチュンが観る映画は・・・
『春の日は過ぎゆく』〔2001年:ホ・ジノ監督、イ・ヨンエ&ユ・ジテ主演〕。
チョン・ドヨンとイ・ヨンエは2005年度数々の映画祭で主演女優賞を競い合っていたし、
ファン・ジョンミンはホ・ジノ監督の最新作『幸福』に主演。
それも運命??

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