
前半はポップさ?を感じさせるぐらいテンポが良くて完璧な作りだったのですが、
後半は“復讐の儀式?”の場面が間延びしていたし、
説明不足に思えた場面が有ったのが残念でした・・・。
特にペク先生〔チェ・ミンシク〕が凶悪犯罪を繰り返してしまう背景
をもっと詳しく描いた方が物語に説得力と厚み(深み)が出てもっと良くなったと思う。
(↑ペク先生が心に傷を負ってしまうような悲しい過去
=動機につながるような過去の出来事がもしあったとしたら回想場面で描くとか・・・)
でも、音楽の使い方・クムジャ〔イ・ヨンエ〕の深層心理を表す色彩(特に白と赤の対比)・
母娘のヒューマンドラマ・社会風刺的なブラックユーモア・観客に想像を委ねる事が出来る場面etc
独創的なエッセンスが薫る作品です。
チェ・ミンシクはペク先生を
“ごく普通の冴えない男のまったりとした狂気!?”
という風貌で演じていて、抜群の存在感を放っていました。
“復讐の儀式?”を終えた後の狂気とせつなさの入り交じった泣き苦笑い?!
のクムジャ〔イ・ヨンエ〕の崇高な表情が素晴らしかったです。
ラストは娘がクムジャを温かく包んでいて、
娘の方がまるで母親(聖母?)の様に映った。
『親切なクムジャさん』は娘視点の物語だったのかしら?
P.S.私見ですが・・・
俳優・女優の演技は大きく分けて
下記の3種類に分かれるような気がします。
①完全に役になりきり、役と心身一体となる演技⇒憑依的+驚異的演技?
②自分自身の心の引き出しから役に近い感情をつかんで、役に近づいていく演技⇒客観的+直感的演技?
③役を自分に合わせて、役を自分の色(個性)に染めてしまうような演技⇒自己中心的+自己満足的演技?
イ・ヨンエは①~③には当て嵌まらない。
良い意味で型に嵌らないスタンスで演じる稀有な感性の女優だと思う。
イ・ヨンエは清らかで美しくて凛としていて落ち着いているけど、
飄々とした天然ぽい?魅力もあるし、
不思議な魅力のある女優ですね♪
後半は“復讐の儀式?”の場面が間延びしていたし、
説明不足に思えた場面が有ったのが残念でした・・・。
特にペク先生〔チェ・ミンシク〕が凶悪犯罪を繰り返してしまう背景
をもっと詳しく描いた方が物語に説得力と厚み(深み)が出てもっと良くなったと思う。
(↑ペク先生が心に傷を負ってしまうような悲しい過去
=動機につながるような過去の出来事がもしあったとしたら回想場面で描くとか・・・)
でも、音楽の使い方・クムジャ〔イ・ヨンエ〕の深層心理を表す色彩(特に白と赤の対比)・
母娘のヒューマンドラマ・社会風刺的なブラックユーモア・観客に想像を委ねる事が出来る場面etc
独創的なエッセンスが薫る作品です。
チェ・ミンシクはペク先生を
“ごく普通の冴えない男のまったりとした狂気!?”
という風貌で演じていて、抜群の存在感を放っていました。
“復讐の儀式?”を終えた後の狂気とせつなさの入り交じった泣き苦笑い?!
のクムジャ〔イ・ヨンエ〕の崇高な表情が素晴らしかったです。
ラストは娘がクムジャを温かく包んでいて、
娘の方がまるで母親(聖母?)の様に映った。
『親切なクムジャさん』は娘視点の物語だったのかしら?
P.S.私見ですが・・・
俳優・女優の演技は大きく分けて
下記の3種類に分かれるような気がします。
①完全に役になりきり、役と心身一体となる演技⇒憑依的+驚異的演技?
②自分自身の心の引き出しから役に近い感情をつかんで、役に近づいていく演技⇒客観的+直感的演技?
③役を自分に合わせて、役を自分の色(個性)に染めてしまうような演技⇒自己中心的+自己満足的演技?
イ・ヨンエは①~③には当て嵌まらない。
良い意味で型に嵌らないスタンスで演じる稀有な感性の女優だと思う。
イ・ヨンエは清らかで美しくて凛としていて落ち着いているけど、
飄々とした天然ぽい?魅力もあるし、
不思議な魅力のある女優ですね♪
TODAマンはブログを始めてからまだ半年。実力は素人同然。友人からいつも指導を受けながら作っています。
大阪、一緒ですね。これからもよろしくお願いします。
TODAマン
①~③いずれもであるような気もするね。
頭のいい人ですね。
今晩は☆彡
これは私が今まで観た作品の中で一番
お気に入り作品になるかも、、、、
イ・ヨンエさん、素晴らしいですね。
BCさん、ありがとうございました。
教えてもらって感謝です♪
パク・チャヌク監督も本当に凄い!!
「渇き」よりこの作品の方が好きです。
ネットの記事で見ました。
残念ですね。
また活躍して欲しいものです。
『親切なクムジャさん』喜んで頂けて嬉しいです。(*^-^*
『オールドボーイ』もレンタルで観る事が出来ると良いですね。
mezzotintさんの『オールドボーイ』感想楽しみにしていますね♪
イ・ヨンエは女ざかりの良い時期なのに
『親切なクムジャさん』以降、5年も女優業から遠ざかっていて残念です・・・。
今年に入ってからは所属事務所が合併して新体制となり、
次回作の検討もしているそうなので、
女優業再開されると良いなぁと思ったりもしています。
P.S.
イ・ヨンエの他の映画では
お笑い芸人の妻役を演じた『ラスト・プレゼント』〔2001年〕、
ホ・ジノ監督(『きみに微笑む雨』)の『春の日は過ぎゆく』〔2001年〕も良かったですよ。
この二作品は恋愛映画なので、恋愛映画が苦手ならばオススメはしないけど、
良質の作品なので、機会があれば観て損はない作品だと思いますよ。
ちなみに、『ラスト・プレゼント』は2005年に
堂本剛と菅野美穂主演で日本の単発ドラマでリメイクされています。