『アメリカン・ハッスル』
オーブン
デビッド・O・ラッセル監督が
1970年代アメリカで起こった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化。
詐欺師がFBIに協力し、おとり捜査によって真相を暴いた実話をもとに描く。
主演俳優さんの長めの髪型や体型があのエセ音楽家に見えてしまった。。。
(主演俳優さんのファンの方、すいません。m(_ _)m )
ロバート・デ・ニーロは後半、1シーンだけの登場でまさしくカメオ出演でしたね。
監督の前作『世界にひとつのプレイブック』つながりなのかしら?
詐欺の駆け引きではなく、詐欺師たちの人間模様を浮き彫りにしているから評価高いんだろうけど、
見どころは妻と愛人の罵り合いぐらいだったな。。。
妻役の女優さんのケレン味のある演技が光っていて熟女ならではの風格も感じたし、
『世界にひとつのプレイブック』から連続起用で
若い愛人役のジェニファー・ローレンスもアクの強い大人の役が板についてきている感じ。
往年の名曲の使い方は効果的でした。
『ほとりの朔子』
『ほとりの朔子』:公式サイト
ホテル
海辺の町を舞台に、受験に失敗したヒロイン朔子〔二階堂ふみ〕が過ごす
夏の2週間をみずみずしいタッチで描く。
夏の物語なので、冬の公開は季節外れな感じがしたな。。。
言語は日本語だけど、英語字幕が入っていたので本来は海外の映画祭向けの作品なのかしら?
あのおじさん、元チンピラには見えなかったな。。。
強面じゃないし・・・。
鶴田真由は40代になっても美貌がさほど衰えていないし、声も個性的ですよね。
二階堂ふみは主役としては華に欠ける気もしたな・・・。
とは言え、最近は強烈な役を演じるコトが多かったけど、
この作品ではごく普通の女の子役で等身大な印象。
ファッションも似合っていたよ。
二階堂ふみのリゾートファッションと健康的な肢体がまぶしすぎ! 〔ニュースウォーカー:14.01.18〕
“受験”の題材も実際に一浪していた(先日、大学合格)実際の彼女ともリンクする。
二階堂ふみ慶大合格…高3受験断念1浪で 〔nikkansports.com:14.02.22〕
脚本は当て書き(出演者の個性に合わせて脚本を書く)なのかしら?
田舎町が舞台でも風光明媚な観光名所ではなくて、どこにでもありがちな風景という感じ。
何の変哲もない風景の中でもラブホ問題や反原発の集いなど、社会性をはらんでいる。
その反面、若い二人が往年の映画話を語らいながら線路を歩く姿に心がほっこりする。
いずれも押しつけがましくなく、
ひと夏のスケッチのように映しだしていたのが良かったです。