“母性”を主題にした作品。
中盤、少し間延び気味だったものの場面構成・出演者の演技に無駄がなく、
効果音(音楽)は大袈裟ながらも恐怖感をあおる意味合いでは成立していたと思う。
テアの防衛本能障害を克服させる為にあえて手厳しく躾け、
強くなったテアを遠くから見守る愛情“母性”のイレーナ。
再会すると瞬時にテアの異変(腕の傷跡)に気付き、
テアを問いただし守ろうとする愛情“母性”のアダケル夫人。
タイプは違えど、2人の女性には確実に“母性”があっただけに
アダケル夫人の悲運・・・
イレーナに突きつけられる“アダケル”という名前に関する事実は残酷すぎる・・・。
しかしながら、ラストシーンは特に台詞はなかったように思うけど、
表情だけでも「じーん」とさせられ涙しました。
ラストに救われたような気がしました。
人間扱いされない娼婦達、
生まれたての赤ん坊が売られてしまう闇組織の社会問題、
子供を取り戻したい一心ゆえに起こる出来事を
過去の断片と絡めながらサスペンスフルに描ききった秀作だと思いました。(*^-^*
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
母性の奥深さを感じさせる作品でしたよね。
サスペンスとしての緊張感と共に、
闇組織の社会問題も重厚に描かれていましたね。
ラストの再会は余韻が残る名シーンでしたね。
また、サスペンスの技法も上手だし、モリコーネの音楽がうまくバック・アップしていたと思います。
ラストの再会シーンは、ほんとによかったですよね。
コメントありがとうです。(*^-^*
>母性という点では、かなりメイドまかせの
アダケル夫人より、イレーナの方が
分があったように感じました。
確かに、イレーナは人に頼っていなかったですね。
アダケル夫人が殺された理由は私もよくわからなかったけど、
深い動機はなかったように感じました。
イレーナに詰め寄っているアダケル夫人が
犯人にとってうざったかったからアダケル夫人は殺害されただけのようにも???
多くを語らなかった(説明をしなかった)からこそ、
余韻の残る作品になったのでしょうね。
母性という点では、かなりメイドまかせの
アダケル夫人より、イレーナの方が
分があったように感じました。
アダケル夫人が殺される理由は
よく分かりませんでしたが、ラストシーンを含め
アメリカ映画と違い、あまり語らないのが
良かったですよね。
コメントありがとうです。(*^-^*
イレーナのこれまでの哀しい人生、
そして、“アダケル”という名前に関する事実は残酷すぎるだけに
ラストでテアに再会出来たのを観て、
救われたような気がしますね。(*^-^*
ラシトで成長したテオが出現してくれた時には、ほっとしましたねぇ。
トラックバック&コメントありがとうです。(*^-^*
私もこの作品を観てイタリアの裏社会のやるせない現実を初めて知りました。
その現実に翻弄されるイレーナとアダケル夫人それぞれの母性がせつなかったですね。
本当にお久しぶりです!
イタリアの裏社会にこのような
現実があるとは?少々驚きましたが。
そのことを知ると、この作品は
いっそう生々しく見えてきますね。
トラックバック&コメントありがとうです。(*^-^*
言葉はなくても、お互いを自然に受け入れ合えたラストシーンが良かったですよね。(*^-^*
トルナトーレ監督の従来の作品とはちょっと違ったタッチとストーリー展開でした。相変わらず女優さんの趣味は一貫しているようでしたが(笑)
モリコーネの音楽はしょっぱなから飛ばしていましたよね~
最後のオチが途中からよめたにもかかわらず、泣いてしまいました。 言葉はいらない~♪のような。