月の娘
君の星
20世紀の哲学界に名を残すサルトルとボーヴォワールの出会いから、
互いに支え合うパートナーとしての生き方、それによって生じる苦悩と愛を描く。
主演は『ゲンズブールと女たち』のアナ・ムグラリス。
◆『ゲンスブールと女たち』◆
アナ・ムグラリスが凛としていてカッコ良かったです。
彼女が登場するとスクリーンがキリッと引き締まる感じ。
哲学家と言えば、オタクぽいイメージをもっていたのですが、
世に染まらない思想だけではなく、恋愛も同性愛から契約結婚と自由奔放。
支配するのは男とか女とか関係なく、
共存しあっていくのが世の中だと私は思うんだけどな~。
“女には結婚と独身しか選択の余地がない”というのはわかる気がしたな。
本人はさほど意識していなくても、
周囲の物差しはそれで女の価値を計るだけなんだよね・・・。
時代が流れていくにつれ、多少は寛容にはなってくるんだろうけど、
根本的には何も変わらないのかな~?
今でこそ、“事実婚(入籍はしないパートナー関係)”も増えてきているけど、
当時としては珍しいケースなのかしら?
もしかしたら、この二人が“事実婚”の先駆けだったのかもしれないですね。
でも来週まで身動き取れなくてね。 映画館最近全く行ってない (^_^;)
サルトルとボーヴォワール・・・。 対等な関係を結んだとして有名ですけど、いろんなことがあったんだろうなと想像します。
BCも9月以降は平日は全然映画館へ行けてないです。。。
今週末は映画館へは行かずにレンタルDVD観ていたし。
そうそう、この作品は主演がアナ・ムグラリスだったので観に行ったの。
サルトルとボーヴォワールは対等な関係ではあるんだけど、
“あなたはこうなら私はこうよ”という感じで自由な関係ならではの葛藤という印象でした。