~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

*『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』*

2011-12-11 21:32:57 | 映画【フランス】


  『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』:公式サイト

月の娘
君の星

20世紀の哲学界に名を残すサルトルとボーヴォワールの出会いから、
互いに支え合うパートナーとしての生き方、それによって生じる苦悩と愛を描く。
主演は『
ゲンズブールと女たち』のアナ・ムグラリス。

 
◆『ゲンスブールと女たち』◆

アナ・ムグラリスが凛としていてカッコ良かったです。
彼女が登場するとスクリーンがキリッと引き締まる感じ。

哲学家と言えば、オタクぽいイメージをもっていたのですが、
世に染まらない思想だけではなく、恋愛も同性愛から契約結婚と自由奔放。

支配するのは男とか女とか関係なく、
共存しあっていくのが世の中だと私は思うんだけどな~。
“女には結婚と独身しか選択の余地がない”というのはわかる気がしたな。
本人はさほど意識していなくても、
周囲の物差しはそれで女の価値を計るだけなんだよね・・・。
時代が流れていくにつれ、多少は寛容にはなってくるんだろうけど、
根本的には何も変わらないのかな~?

今でこそ、“事実婚(入籍はしないパートナー関係)”も増えてきているけど、
当時としては珍しいケースなのかしら?
もしかしたら、この二人が“事実婚”の先駆けだったのかもしれないですね。


2 コメント

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そっか! (rose_chocolat)
2011-12-17 08:36:03
アナ・ムグラリスだったかー。 それはそれは行かねば。
でも来週まで身動き取れなくてね。 映画館最近全く行ってない (^_^;)

サルトルとボーヴォワール・・・。 対等な関係を結んだとして有名ですけど、いろんなことがあったんだろうなと想像します。
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うん、そうなの。 (BC)
2011-12-18 22:08:44
rose_chocolatさん、こんばんは。
BCも9月以降は平日は全然映画館へ行けてないです。。。
今週末は映画館へは行かずにレンタルDVD観ていたし。

そうそう、この作品は主演がアナ・ムグラリスだったので観に行ったの。
サルトルとボーヴォワールは対等な関係ではあるんだけど、
“あなたはこうなら私はこうよ”という感じで自由な関係ならではの葛藤という印象でした。
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