スサンネ・ビア監督はハリウッド進出作であってもやっぱり地味なのね。。。
スサンネ・ビア監督作は
『しあわせな孤独(2002) - goo 映画』
『アフター・ウェディング - goo 映画』
『ある愛の風景 - goo 映画』
を観たけど、この『悲しみが乾くまで』が観ていて一番眠たかったです。。。
この監督は淡々としながらも一瞬だけ意表をつくような
メリハリの効いた演出が出来ないのだろうか?
ドラマチックな題材を扱っているわりには緩急が乏しすぎる(単調すぎる)。
『アフター・ウェディング』・・・ ※ネタバレ有
『ある愛の風景』... ※ネタバレ有
まあ、この4作品通じて思うのは
スサンネ・ビア監督が描きだしたい主題は“家族の再生”なのかしら?
突発的で悲壮な出来事を起因として、
それらを取り巻く人間模様が浮き彫りになってきて、
苦悩しながら新たな道筋を見出していく・・・
そういうプロットなのかな?
顔のパーツをアップで捉えるカメラアングルは健在でしたね。
ヒロインのハル・ベリーは目が大きいのでこういうアングルに適しています。
ハル・ベリーは感情を抑えながらも
突然の事件で夫を亡くしたショックをうけ、突如苛立ったり、突如慟哭する
ヒロインの不安定な心理状態をリアルに表現していて巧かったです。
さすがオスカー女優ですね。(*^-^*
P.S.
「チョコレート」と言う台詞は
ハル・ベリーのオスカー受賞作『チョコレート(2001) - goo 映画』を思い出した私です。
>淡々としながらも一瞬だけ意表をつくような
メリハリの効いた演出が出来ないのだろうか?
あはは、、、確かに言われてみればそうですね(笑)
だけど私は何だか気に入ってしまいました。
スサンネ・ビア監督の作品を鑑賞されているんですね。オススメ頂いた「アフター・ウェディング」を観てみようと思います。
コメントありがとうございました。(*^-^*
こういった淡々とした演出は好みが分かれるところでしょうね。
私はこういった演出は単調すぎる気がしてしまうので
もう少し刺激のある演出でも良いような気もしました。
スサンネ・ビアは女性監督なので注目しています☆
この作品以外で日本公開されているのは三作品だけなので
一通りご覧になってもそれほど損はないかと思いますよ。^^