『扉をたたく人』(原題the Visitor):公式サイト
アラブ時間
カメラ自体はあまり動かず、固定アングルで人の動きを映し出しているので
観ていて少し眠たくなりました。。。
お決まりの日常から抜け出す事となるという意味では
シリアスな『ホルテンさんのはじめての冒険 - goo 映画』みたいな感じなのかしら?
~『ホルテンさんのはじめての冒険』~ ※ネタバレ有
『扉をたたく人』は不法移民・強制送還といった重厚な題材を描いています。
でも、「クスッ」と笑えるようなユーモアのある場面も少しあり、
束の間ホッと出来ましたよ。
↓ジャンベ(アフリカン・ドラム)演奏も楽しそう。
タレク〔ハーズ・スレイマン〕が強制送還されてしまい、
入国管理局の拘置所内で所員に抗議している
ウォルター〔リチャード・ジェンキンス〕とは対照的で
タレクの母:モーナ〔ヒアム・アッバス〕は所内では冷静。
その後もショックを受けているものの激しく取り乱したりはしない。
だけど、表情はやつれきった疲労感が出ているだけに
新天地を求めて来たのに希望を見い出せなかった
やるせない現実をつきつけられたような思いがしました。
駅でジャンベ(アフリカン・ドラム)をたたくウォルターは何を思っているのだろうか?
違いなく悪だと答えるしかないのですが、タレ
クが善人か悪人かと問われれば、あの素敵な笑
顔をみれば善人だとしか言いようがない訳
で…。理屈と感情の折り合いをつけるのがとて
も難しい作品だったように思います。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
タレクは純粋無垢な笑顔の好青年で邪心はなかっただけに可哀そうにも思えるのですが、
法律があるからこそ秩序が守られていくわけでもあるし・・・。
シビアな社会問題ですね。
コメントありがとうございました!
淡々としているけど、教授とタレクとの友情が良かった、二人でジャンゴを演奏するシーンはもっと観ていたかったなぁ、
じんわりとした良作でしたよね
コメントありがとうございました。(*^-^*
親子ぐらいの年齢差がありながらも
ジャンベ(アフリカン・ドラム)を通じて仲良くなっていく
教授とタレクとの友情が良かったよね。
地味だけど良い作品でしたね。(*^-^*
印象に残る場面はたくさんあります。
留置所でのガラスをはさんでの会話なんかは哀しいくらいすごいですね。あのガラスは国境そのものでした。
あの物語の続きを見たく思います。
どうなるんでしょうか?
コメントありがとうございました。(*^-^*
>留置所でのガラスをはさんでの会話なんかは哀しいくらいすごいですね。あのガラスは国境そのものでした。
相手の顔は見えるんだけど、そこにはどうすることも出来ない境界線がある・・・。
それだけにやりきれないものがありましたね。
登場人物達がどうなっていくのか気になりますよね。