『テラシア島のおまわりさん』あらすじ:大阪ヨーロッパ映画祭
モーニングショー
エーゲ海の島を舞台に警官が挑む珍事件を描いた物語。
緊迫感のある謎解きや犯人探しがメインではなく、キャラクター重視なところは
ギリシャ版三谷映画みたいな感じなのかしら?
それと、表情が飄々としているところはカウリマスキ映画ぽいようにも感じましたよ。
ミステリーではあるんだけど、深刻さは全くなく、
ゆったりとしたテンポで展開していきます。
だから、前半はかなりウトウトしてしまった。。。
中盤からはシュールな小ネタも効いてきてクスッと笑える場面もあり、
面白くなってきたなと思ったら、人を喰ったような真相にビックリ。
(あれじゃ、まるでコント。。。)
それでも、藍色の海の色が美しかったし、
ミステリーと言っても重々しさやお涙頂戴的な要素がなかったので
気楽に観る事が出来ました。
良い意味でゆるさが印象的な作品でした。
【第17回(2010年)大阪ヨーロッパ映画祭】