~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

『SAMURAI 7』(2010年再演) ※ネタバレ有

2010-11-28 02:22:44 | 〔MK〕

  『SAMURAI 7』:公式サイト



2008年に新宿コマ劇場で上演された『SAMURAI7』の再演です。

  ◆『SAMURAI 7』◆

2008年の初演は東京へは観に行けず、DVD観賞だったので、
生で『SAMURAI 7』を観たのは初めてです。
上演後のカーテンコールのスタンディングオベーションで
加藤雅也さんに二回も手を振ってもらいスッカリ舞い上がったBCなの。

  初渋谷☆

なので、舞台内容の細かな記憶が吹っ飛んでしまったから
覚えている範囲で感想を書きますね。(^-^ゞ

場面の所々で観客が掛け声を入れる観客参加型の舞台です。
再演という事で前回と同じ場面もあれば、新たな場面もあるという感じでした。
初演と同じ場面はキクチヨ〔住谷正樹〕がグルグル回る場面、
新たな場面はキララ〔水野絵梨奈〕がダンスを踊る場面、
キュウゾウ〔西島隆弘〕が歌を歌う場面でしょうか。
初演よりもショーアップされていますね。

実質はキララが主役でしたね。
キクチヨ役の住谷正樹のパワフルな演技、ウキョウ役の中川晃教の怪演、
キララ役の水野絵梨奈の通る声、キュウゾウ役の西島隆弘の目力、
そして、カンベエ役の加藤雅也の渋みのある演技。
加藤雅也の今までの舞台はハラハラしながら観たけど、
今回は普通に安心して観る事が出来た。
彼は舞台慣れしてきましたね。

ただ、肝心の主役の三浦くんがね・・・。
叫ぶ場面は声が出ていたけど、普通に話す場面は声が小さくて聞き取りにくかったのよ。
彼は目鼻立ちがハッキリした美形ではあるけど、プラスαが感じとれない・・・。
バ〇ニ〇グが売り出している若手俳優のようだけど、なんかパッとしないですね。
三浦くんのグッズ売り場にもあまり人がいなかったし・・・。

若手ならば、西島くんのほうが輝いていた☆
鋭い眼差し、赤のロングコートに金髪姿。
ロングコートは長身の人の専売特許だと私は思いこんでいたけど、
彼のような小柄な人でも小顔で細身で全身のバランスが均整取れていれば
ステージで絵になるんだなぁと感じたよ。
某映画の盗〇王子ではなくて(^-^;
いくさに命をかける侍というよりかは闘いぬく王子様のような彼の凛とした麗しさにウットリ♪
生写真は加藤さんのだけ開演前に買ったけど、
上演後は西島くんの生写真を買っちゃったほど素敵でしたよ♪

人も見ずに斬っているから平気で人を裏切ってしまう・・・。
斬る人も人間、斬られる人も人間だから、
それから目を背けていたら人の傷みに気づくことはなく、
人を平然と裏切ってしまう事にもなってしまうという意味なのかしらね?
やっぱ、この作品は奥深いです。


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