天童荒太原作のドラマと言えば、『永遠の仔 - Wikipedia』を見ただけです。
天童荒太の小説は読んだことありません。
この『孤独の歌声』の監督は『永遠の仔』の演出も手がけた花堂純次監督です。
天童荒太の小説は10代の頃の辛い出来事によって、
大人になってからも心に傷(トラウマ)を抱えたままでいる人や
家庭環境に恵まれなかったアダルトチルドレンを描く事が多いのかな?
アダルトチルドレン – Wikipedia
中学時代に友人を死なせてしまったトラウマを抱え、
今は刑事となった風希を演じる内山理名。
クライマックスでパンプスを脱いで裸足で犯人に監禁されている友人を助けに行くのが勇ましい。
そして、友人を助け担架で救急車に運び込まれていく友人を
優しく見つめる慈愛に満ちた女らしい表情が秀逸。(*^-^*
内山理名は小柄だしスタイル抜群でもないけど、
スーツの着こなしがサマになっている。
理知的でカッコ良い大人の女優になってきましたね。(*^-^*
山本太郎は性格俳優路線なのかしら?
完全に狂っている犯人役を怪演していました。
ミュージシャン志望のコンビニ店員:潤平役の福士誠治は歌頑張っていたけど、
なんか歌い方が尾崎豊のマネみたいで独自性を感じなかったのよね。。。
誰もわかってくれないだろうから、自分の心の奥に介入されたくない。
だけど、誰かに気づいてほしい・・・。
矛盾しているけど、そういう心の孤独感はわかる気もする。
もしもあの時こうしていれば運命が変わっていたかもしれないと思う事もある。
でも、人生に”もしも”はないと私は思っている。
楽しかった事も辛かった事も経験してきたからこそ今の自分がある。
お互いにわかり合えた(信頼し合えた)風希と潤平は強くなれたんじゃないかな?
P.S.余談だけど
福士くんって韓国ドラマ『夏の香り』のソン・スンホンに少し似てるかも?
(特に時代遅れな茶髪が。。。)