~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

◇『華麗なるギャツビー』◆

2013-07-09 22:51:49 | 映画【アメリカ】


  『華麗なるギャツビー』:公式サイト

シャツ

F・スコット・フィッツジェラルドの小説の映画化。
狂乱の時代を迎えた20年代のアメリカを舞台に
大富豪ギャツビー〔レオナルド・ディカプリオ〕など上流階級の人間達の愛と偽りに満ちた世界、
華やかな成功とその裏に潜む苦痛や苦悩を描く。

“華麗なるギャツビー”というよりも“過酷なるギャツビー”という感じだったな。
ギャツビーは波乱万丈な人生と言えるだろうし。

とは言え、謎めいたギャツビーの半生を描くというよりかは
女に翻弄された男を描いていた感じ。
結局はファム・ファタール物語なのでしょうね。
だけど、ヒロインに妖艶さがないので、ムードが乏しかったですね・・・。

トビー・マグワイアの清らかな眼差しにウットリ
トビーは劣化知らずの美貌を保っていますね。

観る前はレオナルド・ディカプリオは童顔なので
ニヒルなギャツビー役は・・・?という気もしていたんだけど、
観てみると意外とハマっていた。
ギャツビーは32歳の設定なので
現在38歳のレオは実年齢よりも若い役を演じているんですね。
確か、ロバート・レッドフォードも今のレオぐらいの年齢でギャツビーを演じていたので
丁度良い頃合いなのかも。
レオは役の為に体重も少し増やしたのかな?
無理に気合い入れて男臭さを出そうとするような青さがなくなってきて
自然にダンディな風格が出てきていて名優の域に近づきつつあるような気もしましたよ。

屋敷へ向かって長く連なって行く眩い黄緑色の庭園が美しかったね。
建物・調度品、衣装・装飾品なども含め映像も適度にきらびやかでキレイな作品でした。
 


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