僕の女神
愛の証
霧がかった光と影のコントラスト
ブルー・オレンジを基調とした映像が彩る
画に合わせた音楽も効果的
特にブルーがかった路地裏はフランスのノワール映画のような趣きがありますね。
カン・ドンウォンは“イケメン作家”という設定なんだけど、
このミヌ役のカン・ドンウォンは全然イケメンに見えないんだけど。(^-^;
黒太縁メガネ・中途半端な長さ(クセ毛?)のM字型前髪。。。
そして、上半身シャツ一枚で何かにとりつかれたようにパソコンのキーボードを打っているのがダサイ。。。
カン・ドンウォンのようなガッシリした体型の人はタンクトップのほうが似合うと思うんだけどな。
でも、カン・ドンウォンは“甘さ”が控え目になり、“ビター”な大人の男になってきましたね。
目に頼る演技はしていなかったし、近年は作家性の強い映画に出演して、
演技の幅を広げようとしている前向きな姿勢は好感持てますよ。(*^-^*
ミミにとっては永遠の愛
ミヌにとっては二ヶ月間の初恋
現世から完全に旅立つ事で愛の証(想い出)を永遠に刻もうとする
ミミの一途な想いがせつなかったです。
韓国映画や韓国ドラマでは“初恋”を題材にした作品が多いので、
映像派の『M(エム)』は一見、斬新なように見えてありきたりな物語ではあったけど、
映像+音楽+せつなさが融合された幻想的な作風は私好みでした。(*^-^*