ベニスに死す(1971) - goo 映画
タジオ〔ビヨルン・アンデルセン〕って髪が長いからか
美少年というよりも美少女に見えます。
キリッとしているけど色気がないのよ。
虚無的と言うか・・・。
アシェンバッハ〔ダーク・ボガード〕にとっては
タジオのそういう艶めかしくない美しさに興味そそられるのかな?
アシェンバッハの瞳に最後に映るタジオは黄昏の海に消えゆくのかしら?
儚い余韻が残った作品でした。
P.S.
ホテルのレストランで帽子かぶって食事している人が多くてビックリ。(@o@)
ベニスに死す(1971) - goo 映画
タジオ〔ビヨルン・アンデルセン〕って髪が長いからか
美少年というよりも美少女に見えます。
キリッとしているけど色気がないのよ。
虚無的と言うか・・・。
アシェンバッハ〔ダーク・ボガード〕にとっては
タジオのそういう艶めかしくない美しさに興味そそられるのかな?
アシェンバッハの瞳に最後に映るタジオは黄昏の海に消えゆくのかしら?
儚い余韻が残った作品でした。
P.S.
ホテルのレストランで帽子かぶって食事している人が多くてビックリ。(@o@)
この映画、10代の終わりにリバイバル上映で観たんです。当時から伝説になっていた美少年ビヨルン・アンドレセンを一目見ようと(笑)。
(余談ですが、「パタリロ」か「ラシャーヌ」にビヨルンという美少年が出てきますが、恐らく彼がモデルでしょう)。
退廃とか耽美に憧れていた頃で、貴族出身のヴィスコンティ監督が描くヨーロッパ上流社会の人々を見ているだけでもポーッとなっておりました。
シロッコに乗ってコレラが来る・・というのが怖くて、消毒液を撒くシーンが不気味でした。
>儚い余韻が残った作品でした。
戦争の影がしのび寄る時代、ダジオ少年も戦場へ行ったのだろうか、そんなことを考えました。
「ブリキの太鼓」も同じ頃観て衝撃を受けた映画です。コメントはまた後日に♪
コメントおおきにです。(*^-^*
ビヨルン・アンドレセンが伝説の美少年と称されているのはとてもわかるような気がします。
(だって、セーラー服?が良く似合う少年はビヨルン・アンドレセンだけだもん♪)
>(余談ですが、「パタリロ」か「ラシャーヌ」にビヨルンという美少年が出てきますが、恐らく彼がモデルでしょう)。
そうなのですね。
ヴィスコンティって、
『若者のすべて』『山猫』でアラン・ドロンも起用していたし、美形好みなのかしら?
ヴィスコンティが描くヨーロッパ上流階級の人達の人間模様は観応えあるし、
ヨーロッパ上流階級の衣装・様式美(建物・内装・調度品)にはウットリしますね♪
この『ベニスに死す』と『ブリキの太鼓』は少年のその後の運命がとても気になる作品ですよね。
P.S.
『ベニスに死す』以降のビヨルン・アンドレセンが気になってネット検索したら、
最近のお写真を発見してしまいました。。。
ちょっとショックだったので記事にはリンク張らなかったけど、
もし興味おありでしたら下記サイトをクリックして下さいませ。m(_ _)m
http://www.stern.de/index.html?id=211629&backref=&cp=12
思ったより大丈夫でした(苦笑)。
少しデヴィット・ボウイの面影もあるような・・・。
アンドレセン少年は、当時美少年と騒がれるのが嫌だったそうで、その後音楽活動などもしていたようですが、ひっそりと消えてしまった、という記事を読んだ事があります。色々あったのでしょう。
>『若者のすべて』『山猫』でアラン・ドロンも起用していたし、美形好みなのかしら?
そうですね。実はヴィスコンティ自身もすごい美青年だったんですよ(以前ある本で写真を見ました)。
アラン・ドロンは役柄的にも、野心的な美しさが魅力で、心底から来る上品さは備わっていなかったと思います。
「若者のすべて」の上昇志向のボクシング青年や、「太陽がいっぱい」(別監督)のキャラはピッタリではないでしょうか。
ヴィスコンティが好んで起用したのがヘルムート・バーガーと言われていますね。
「地獄に堕ちた勇者ども」と「ルードヴィッヒ」は両者でしか成しえなかった作品じゃないかと思います。
PS BYJセレクト、興味深く拝見しています。
好みが似ているところもあるようで嬉しいです♪
(「アマデウス」も好きです)
コメントおおきにです。(*^-^*
確かに、最近のビヨルン・アンドレセンはデヴィット・ボウイに似ていますね。
今は年齢に応じた渋さがありますよね。
現在のビヨルン・アンドレセンは音楽活動の傍ら、
映画やテレビにも時折ご出演されているそうです。
近年では、2004年のフィンランド映画≪Pelikaanimies≫にピアニスト役で少しだけ出演。
http://www.pelikaanimies.fi/pelicanman/fi/henkilokuva.htm
アラン・ドロンって『サムライ』のスタイリッシュな役も
『冒険者たち』の野性的な役も似合う美男だけど、耽美ではないですね。
(アラン・ドロンと言えば『暗黒街のふたり』の哀切な瞳が忘れられないBCです。)
>ヴィスコンティが好んで起用したのがヘルムート・バーガーと言われていますね。
「地獄に堕ちた勇者ども」と「ルードヴィッヒ」は両者でしか成しえなかった作品じゃないかと思います。
そうなのですね、勉強になります。(*^-^*
P.S.
yuanさんは『アマデウス』がお好きなのですね。
モーツァルトの生涯を描いている作品のようですね。