~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

~『セリーヌとジュリーは舟でゆく』~ ※ネタバレ有

2009-11-19 22:52:35 | 映画【フランス】

  セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974) - goo 映画



マジックする場面の衣裳は『
地獄に堕ちた勇者ども(1969) - goo 映画』を思い出したな~。

 
*『地獄に堕ちた勇者ども』* ※ネタバレ含

北の橋(1981) - goo 映画』同様、女性二人が主人公。

 ~『北の橋』~ ※ネタバレ有

“しかし、次の日の朝”
といきなり文字が表示されて突然ブツリと画面が切り替わる。
それの繰り返し。
まるで紙芝居のようだったな~。

 
 手の模型に血糊を塗って手形をつけたりしているのは何故?
サッパリわからなかったなぁ~。
 どこまでが現実?どこまでが幻想?
まっ、その境界線(真実)を知っているのは
公園で二人の女性をじっと見つめていた猫だけなのかもしれないね。

186分と長い作品ではあったけど
結局は “舟で行く”シークエンスに繋げ、
川を舟で渡る画を魅せたかっただけなのかもしれないですね。
そういう意味で捉えるならば至ってシンプルでわかりやすい作品でした。


2 コメント

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ヌーヴェルヴァーグ (かえる)
2009-11-29 01:13:21
BCさん、こんばんは。
私もこれ、今年の前半に観たのだけど、めちゃめちゃ好みでしたー。
脳内ニューヨークなんかもそうだけど、現実なのか幻想なのかよくわかんないような不思議感がよいのです。
以前、某掲示板でもお墨付きだったと記憶しているけど、私にもバッチリツボでした。
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ジャック・リヴェット。 (BC)
2009-11-29 16:39:41
かえるさん、こんばんは。
かえるさんも今年この作品を観たのですね。
今年観賞仲間ですね♪

現実と幻想が織りなす不思議な感覚(空気)が寓話的でファンタジックですよね。

某掲示板でも話題になっていたんですね。
私はジャック・リヴェットの作品は『Mの物語』『北の橋』も好きだけど、
この作品が一番好みでした。(*^-^*
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