~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

■『ザ・タワー 超高層ビル大火災』■ ※ネタバレ有

2013-08-20 21:55:07 | 映画【韓国】


  『ザ・タワー 超高層ビル大火災』:公式サイト

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リモコン

地上108階建ての超高層複合ビルで大火災が発生し、
消火活動と人命救助に奔走する消防士や、娘を守ろうとする父親と同僚など、
内外の人物の立場や思いが交錯する様子を描く。

炎や水がキレイすぎたので多分ほとんどがCGだったんだろうな。。。

メインキャストは全て助かるハッピーエンドにはならず、
クライマックスでは泣かせに入るのはいかにも韓流だったな。
逃げ惑う過程でも状況の流れで別たれたり、再び会えたりを繰り返しているし。

室長役のチョン・インギはドラマの出演本数も凄いけど、映画の出演本数も多いよね。
全然休んでいないのでは?と心配になってしまうほど。
(日本の俳優で例えるならば、善良な役もワル役もこなせる
大杉蓮みたいなポジションなのかしら?)
常に脇役ではあるけど、次々と映画やドラマに起用され続けているのは演技力もさることながら、
人脈が広くて人望もあるんだろうな。

物語的には『タワーリング・インフェルノ』というよりも『リベラ・メ』ぽかったな。

 『リベラ・メ』・・・ ※ネタバレ有

前者は危機の中で築かれていく友情モノの印象が強かったけど、
後者は消防士達の職人モノだったから。

ただ、先に挙げた2作品と大きく違うところは
メインキャストがいかにもタフなイメージじゃないこと。

ソル・ギョングもアン・ソンギはアクション映画にも出ているけど、線は細いし。

ソン・イェジンは近年の映画では悪女役も演じているけど、
元々は恋愛映画やメロドラマ中心の女優。
恋愛モノでの感情の機微に長けているからこそ、
 職場での毅然とした姿
 子供と接する時の優しい笑顔
 逆境に立ち向かっていく姿
にメリハリが効いていたと思う。

すなわち、マッチョな英雄や力強いヒロインではなく、
愛する人や家族を大切に思う普通の人として描いていたのが良かったです。

ただ、クリスマスイブのお話しだから、真夏に観るのは違和感覚えたし、
ミニシアターよりもシネコンの大スクリーンで観たかった気もしましたね。


≪『ザ・タワー 超高層ビル大火災』関連サイト≫

 「ザ・タワー 超高層ビル大火災」 韓国発ディザスター大作 大迫力の特撮で 〔映画の森:13.08.17〕


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