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ジュエリークリエイターBloom Fruitsの日記

アートとハンドメイドと音楽とめだかと
日々の出来事

ローズモチーフ

2013-06-07 23:33:52 | works
今日は、ブライダルのカラードレスに合わせる華やかなネックレス、というお題で製作中です。


ローズモチーフ(薔薇の花)を使って、編みこんで行きます。




イメージは、あじさいの花が、雨に降られるたびに、
色が変わっていくそんな姿です。


こんなブーケがあったらキレイだなと思いながら作ってました。
ドレスの色はもちろんのこと、新婦が持つブーケとも調和するアクセサリーがいいですね。


色相グラデーションのルールで選んだ、
青系~紫系のローズモチーフを、ランダムに編みこんでいきます。


色というのは、うまく使えばイメージアップにも効果的ですが、
その逆もあるのです。


ある政治家は、選挙演説の際にカラーコーディネイトで
勝利を勝ち取ったという話もあるほど。


一生の大切な日に、その人に最も似合っていて、
もっとも輝かせてくれる色を選ぶのはとても責任重大
緊張です…。





ネックレスの一部分が完成


あとの部分は、素材も含め、もうちょっと構想を受ける時間が必要そうです。


ネックレスの続きは、また後ほど



ところで、色についてはこんなエピソードもあるようです。


時は19世紀初めのフランス。


フランス革命ののち、皇帝となったナポレオンも例外ではなく、美しい女性に興味があったようです。


あるとき、ナポレオンは密かに想いを寄せていた女性をパーティに招待することを決めました。


そのことを知ったナポレオンの妻、ジョセフィーヌのとった行動は…


事前に相手の女性のパーティドレスの色を調べ、その色が緑とわかると、
会場の壁を全部、同じ緑色で塗ってしまったそうです。


パーティ当日、緑色のドレスに身を包んであらわれた女性は、
壁の色に同化してしまい、魅力も発揮できず。


そのことで、ナポレオンの熱も冷め、妻ジョセフィーヌの作戦勝ちとなったということです。


いやはや、
色を利用して、恋敵に勝利することはさることながら、
この当時から、色彩の持つ効果を知っていたことに脱帽です



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続・ビーズステッチにはまる・・・

2013-05-25 19:50:07 | works


ひたすら針と糸をもって、ビーズステッチを続けてます。


今週が、お世話になっている先輩の誕生日で、


何かお祝いしたく、色々考えた末、アクセサリーを贈ることにしました。


その方は、スタイリッシュで、


どんな色でも着こなしてしまうので、


逆に何色を選んだらいいか、


選択がとても難しい…


そこを悩むのも楽しみの一つなんですが…ね



やっと選んだ色は、


ゴールド系のピンク(ピンク系のゴールド)。


この色で、バレッタと、お揃いのピアスを作ることに決めました。


またしても、どんなものが出来上がるか自分にもわからないけど、


大体の、イメージを抱きながら、ひたすら編み技を。

このようになりました。



プレゼントを開けた時、受け取った方が、


どんな顔で喜んでくれるかが楽しみで作るんですが、


イメージを構想する時、


自分の持っている引き出し通りにしか、


構想というのは湧いてこないものです。


何もないところから呼び出すのはとても難しい。


現在、個人的には、もっと緻密で繊細な、かつ壮大な作品を作りたいと思いながら、


もがいているところです。


人が驚くほどの構想。


創造主の構想でなくては、人を驚かせるほどの偉大な大傑作品はできない


と聞いたことがありますが、


西洋文化を観ても、あの時代にこの作品かと思うようなものがたくさんあって、


それは音楽も美術も建築も、どれをとっても人の想像を超えるものばかりです。


もっと精進して、


私の手を通して、そんな作品が出来上がる日が来るといいなと思います。





ビーズステッチにはまる・・・

2013-05-24 11:38:28 | works
私、はまると納得行くまで出てこられない性格で、
最近はビーズステッチに没頭しています。


ビーズステッチとは、針と糸でビーズを編み進めていくビーズワークの総称で、
海外では長い歴史と伝統を持つ、針と糸でビーズを編む人気のクラフトです。




時間が経つのを忘れて、ひたすら完成が楽しみで編み進めるうちに、



このようになります。


応用してみると色々なものができ、

たとえばこんな感じ。





色の組み合わせや形の違いだけでも、表情が全然変わる、ビーズステッチはとても深い…


ところで、職人モードで、作品に没頭し始めると、もう他のことができなくなる。

昔から、私は典型的なB型気質(一概にひとくくりにはできませんが)で、

終わるまでは気がすまないのです。


私は特に極端で、どうしたらバランスを取りながら、集中して仕事をできるか
悩んでいました。


たくさんやるべきことがある中で、時間をどこに投資したらいいか、

色々悩む中で、師匠が教えて下さったこと。


「いいことは完全に習慣化し、体質化し、悪いことは毎日捨てなさい。」


体質と心が固まった人は、
毎日申し訳ないと思っても、なかなか直すことができない…

だから体質と心を直さないといけない
と。


集中して没頭できる性分は体質化し、

バランスの悪くて他のことができなくなることは、早く直してしまおうと思いました。


休むのも、働くのも、自分が思う通りにてきぱきとできたら、

いつ何をしていても楽しいだろうな~。




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母の日ギフト Vol.3

2013-05-10 12:30:49 | works
母の日ギフトのブローチ第三弾です。

地味めな色で、パッとするブローチをご希望とのことで、
ちょっとイメージが難しかったのですが、
金古美の座金を土台に、ブロンズ系の石を集めてみました。





アクセントカラーは、グリーン系の石二つと、茶色のスワロフスキー。





ある程度イメージを固めて、編み始めます。

今回は、どんなブローチに出来上がるか、全く想像がつきません


編みながら、インスピレーションを受け…
どの石が、どの位置にあると一番きれいに見えるか、しっくりくるかを見極めながら、
編みこんでいきます。

大きさや質の個性が違う石やパールは、放つ光も、主張の仕方も違います。

全部のパーツがあるべきところに置かれると、
絶妙な調和をなして、
それぞれの石の個性が光ります。

全部、色も形も同じ石で造れば、
それはそれできれいで、
もっと簡単にできるかもしれないけれど…

核になる石や、光の強い石もあれば、
大きい石や光る石を支える石もあって、
お互いにない個性を補い合ってもいる

個性の違う石で造るからこそ、
どんな調和がなされて、ひとつの作品になるかが楽しみです。

「人も、万物も、使う人がどのように使うのか、
その方法によって運命が決まる」

本当にそうだなと思って、
その言葉を考えながら、
石を配置していきました。

深い…




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母の日ギフト Vol.2

2013-05-09 16:56:44 | works


昨日アップしたブローチに引き続き、
今日も別の作品を…。


このブローチは、深いブルーがお好みとのご注文で、
同じく母の日のプレゼントとして作らせていただきました。


使用したのは、スワロフスキー#3265オーロラと、
スワロフスキーのメタリックブルー中心のパーツたちです。


一つ一つ編みこんでいくプロセスで、
編みにくいところに随所出くわします。

その時に、一瞬気を緩め、妥協したら、完成したとき、
その部分のせいで、見劣りがしてしまいます。


「過程の中で成功してこそ、結果でも成功する」

と教わったことがありますが、
一つ一つの過程を大事にしていけば、
結果はついてくるものだなと、
ブローチを製作しながら感じていました。


出来上がり!!!






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