つま先立ちで若返り血管をつくる

衰えた血管をフレッシュに若返らせる

私の体が証明した やってみてわかった糖質制限の威力(その5)睡眠時無呼吸症候群が治った

2017-10-30 13:48:04 | 血管

もうひとつ、自然に治ってしまったのがいびきと睡眠時無呼吸症候群です。以前は両方ともひどく、隣の部屋で寝ていても「うるさい」「呼吸が止まって怖い」と言われていました。
糖質制限食を実践して10kgほどやせてからはいびきが少なくなり無呼吸になることもなくなりました。
睡眠時無呼吸の原因には肥満をはじめとしてさまざまな原因があります。

私場合、体重が10キロ減っただけで睡眠時無呼吸の症状がなくなったのだから、原因は単なる肥満だったと見るべきだろうし、イビキの原因も肥満だったと思われます。睡眠時無呼吸がなくなったことは、自分でも自覚していましたた。夜中や早朝に悪夢を見て目が覚める、ということがなくなったからです。

 

体重70キロ時代には、とても怖い夢を見て真夜中に目が覚めることが少なからずありました。今考えると、あの時は呼吸が止まっていて、三途の川の渡し舟に片足をのせていたのかもししれません。とても心臓によくない目覚め方です。

しかし、糖質制限で体重が減ってからは、そういう「恐怖の目覚め」がなくなりました。その結果、朝に自然に目が覚めるまで、ぐっすりと熟睡するようになったし、寝覚めもすっきり爽やかになったのかもしれません。たぶん、睡眠時無呼吸のために睡眠が中断されなくなったからでしょう。

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私の体が証明した やってみてわかった糖質制限の威力(その4)二日酔いがなくなった

2017-10-29 15:28:58 | 糖質制限食の実力のほど

しかし、この「昼食後の1時間分の昼寝」という、医者になってほぼ毎日の習慣と化していた睡眠がなくなることで、その分どこかにしわ寄せがくるのではないだろうかと心配にならないのでしょうか。

私もちょっと心配したのですが、どこにもしわ寄せはきませんでした。

 

昼食後に眠くならないまま夕方までずっと仕事をして、その後、いつもの居酒屋さんで夕食(野菜妙めと焼き魚、1杯のビールとその後は焼酎) を食べて帰宅しても、眠気は襲ってこないのです。その後は、焼酎水割りやウイスキーのハイボールを飲みながら仕事を続け(ちなみに酒のつまみは一切食べない)、午後u時すぎにスイッチが切れたようにベッドに倒れ込んで昏々と眠り、翌日朝5時に何事もなく起床(年寄りは朝の目覚めが早いのだ) するのです。

何日続けても、このパターンが続くだけで、不眠症になるわけでもなければ睡眠障害が起こるわけでもなく、その他の不愉快な症状も見られないのです。

それどころか、朝の目覚めが非常に爽やかなのです。

 

これは、二日酔いしなくなったからです。具体的に言えば、胃のムカッキと吐き気という、二日酔いの不快な消化器症状がないのです。酒量が過ぎれば、朝起きても「酒が残っている」症状はあるが、消化器症状は皆無なです。

ようするに、飲酒量は減らしていないのに、二日酔いだけが消失したわけです。

私は20歳になる前から酒の味を覚え(もうすでに時効成立と思うが)、以来、30年以上酒を飲まない日がないという休肝日なしの酒好き人間ですが、糖質制限を始めてから、ものの見事に二日酔いをしないのです。

二日酔いがないから、「スッキリ爽やか」な目覚めなのです。

じつは、糖質制限を始めたころ、宴会のシメの雑炊があまりに美味しそうだったので(目の前のふぐ鍋の雑炊を我慢できる人はそうそういないと思う)、それを茶碗1杯食べたところ、翌日に猛烈な二日酔い症状に苦しんだことがあります。韓国のチゲ鍋でシメに入れたインスタントラーメンを食べた暗も、寿司屋の宴会で最後にお寿司を1人前食べた時も、申し合わせたように翌朝は二日酔いになりました。

ようするに、二日酔いになるかならないかは、飲んだ酒の量ではなく、糖質を食べたかどうかだけなのです。これは医学的にも説明できるのです。食物が胃袋に留まっている時間のことを、胃滞留時間といいます。一般的には、胃滞留時間の短いものを「消化がよい食べ物」と呼んでいます。では、肉・魚とご飯・麺類では、どちらが胃滞留時間が短いでしょうか?

 

一般的には、「ご飯や麺類は消化がよい。しかしお肉は消化に悪い」と言われていますが、これが大間違いなのです。肉や魚などのタンパク質は、胃酸で速やかに消化されて小腸に送られるため、胃滞留時間は数十分程度です。逆に、ご飯や麺類は胃酸では消化されず、いつまでも胃のなかに留まっています。

ようするに、「ご飯やうどんは消化によい」と世間に流布している常識のほうが、間違っているのです。このことは、消化器内科や消化器外科の医者なら、日常的に実感しているはずです。

たとえば、緊急内視鏡検査では、普通に食事をしたあとの状態の胃のなかを見ることになるし、十二指腸潰瘍穿孔で急性腹膜炎が起きた時には、緊急開腹術が行なわれ、胃袋を切開することになります。そんな時、きまって目に入るのは、米粒と麺類と野菜です。

 

しかし、ステーキを食べた直後でも、肉の塊はどこにもないのです。かき消したように肉は姿を消しています。

これは一般の人も目にすることができます。泥酔して吐いている人のゲロを観察してみてほしい(もちろん、頼まれても見たくないものの1つがゲロであるが)。ゲロの中身は米粒、麺類、そして野菜だけであり、肉の姿はどこにもないはずです。

 

ついさっき焼き鳥や唐揚げを食べていたのに、それらはどこを見ても見つからない。ようするに、胃袋のなかの肉や魚はすみやかに姿を消すのに対し、いつまでも居座っているのはご飯と麺類、つまり糖質なのです。ここで話を二日酔いに戻します。

宴会で、「シメの雑炊・うどん」や、「酒のあとのラーメン」を食べたら何が起こるのでしょうか。そう、雑炊のご飯や麺類は何時間も胃袋に居座り続け、その間、胃袋はそれらを消化しようと胃酸を出し続けるはずです。

 

午後1時に「シメの雑炊」を食べ、自宅に戻って12時に寝たとしても、おそらく午前3時か4時までは胃酸は出続けているのです。

そして翌朝、目が覚めた時、逆流性食道炎特有の胃もたれ症状と、胃部の不快症状に悩まされるでしょう。

逆に糖質制限の場合、夜1時までステーキと焼き鳥を食べたとしても、30分後には胃袋は空っぽ状態になるから、胃酸はそれ以上出ず、朝起きた時も、逆流性食道炎のような症状は起きないのです。

「酒のない国に行きたい二日酔いまた三日目には帰りたくなる」という江戸狂歌があります。まさに、酒飲みの心の内を代弁してくれる名歌(? ) ですが、糖質制限を始めたことで毎日二日酔い知らずになり、「酒のない国に行きたい」と思うこともありません。
酒飲みというのは、酒は大好きですが、二日酔いは大嫌いです。
しかし、酒と二日酔いは不可欠の存在だと思っていたので、二日酔いになることがわかっていても酒を飲んできたのでしょう。
糖質さえ摂取しなければ、二日酔いの原因は酒ではなく糖質だとわかります。

お酒もウィスキーやブランデーなら制限がない - 糖質オフ効果 https://memo-note.com/off/2017/06/post.html

私の体が証明した やってみてわかった糖質制限の威力(その3)お昼の後に居眠りをしなくなった

2017-10-27 10:45:20 | 糖質制限食の実力のほど

糖質制限をするようになって、ふと気がついたのは、「昼食後に眠らなくなった」こともあります。それまでは、「昼食を食べて眠り、午後の仕事に備える」のが、あたりまえというか日課でした。食後に眠るのはあまりに日常的であり、他の医者もみな寝ているため、それが普通だと思っていましたた。

ところが、どうやらそれは「普通」ではなかったのです。どこの医局もそうだと思いますが、午後の医局や談話室などは、居眠りオッサンばかりの光景が当たり前です。ソファの上に横になって熟睡している医者、自分の机にうつ伏せになって眠っている医者、椅子に座り背もたれに寄りかかって眠り姫状態の医者など、みんなさまざまな格好で夢の世界です。

なかには、ソファの上で豪快なイビキをかいては、睡眠時無呼吸発作をくりかえしている医者までいます(今思い起こすと、無呼吸発作で呼吸が止まっていた医者はみな、見事なまでに肥満体型でした)。

ところが、昼食のお弁当のご飯を食べなくなってからは、食後にまったく眠くならないのです。頭がすっきりしたままというか、眠気が襲ってこないというか、そういう状態がずっと続くため、眠る必要がないのです。眠くならなければ起きているしかなく、せっかく起きていてもそこは病院だから、仕事をするくらいしかすることはない。かくして、糖質制限を始めてから、「昼食後の1時間の居眠り」がなくなってしまったのです。

つまりそれは、「日中の時間が1時間増えた」のと同じことです。

糖質オフ効果 https://memo-note.com/off/


私の体が証明した やってみてわかった糖質制限の威力(その2)高血圧も高脂血症も自然に数値が改善

2017-10-26 14:08:47 | 糖質制限食の実力のほど

糖質制限食を実践しはじめてすぐに見た目の体型が戻ったこと以外にもこのころ、さらに大きな変化があったのです。高血圧がいつの間にか治っていたのです。血圧については、40代半ばごろから、次第に血圧が上がり始め、50歳前後から150/102mmHGという立派な(? ) 高血圧患者となっていました。特に自分では自覚症状はなかったのですが、やっぱりかっとなって血が頭ににぼると頭がずきずき痛くなることは頻繁にありました。これは高血圧の症状以外のなにものでもありません。

 しかし、「医者のくせに高血圧を放置するなんて、何を考えているんですか? 」と医者に叱責されるのが嫌だったため(私が内科の医者で、私みたいな患者がいたら、絶対に叱りつける)、仕事が忙しいことを口実に、数年間、未治療のまま放置していました。

とはいっても、治療が必要なレベルの高血圧であることは、医療従事者ですから十分に知っているし、このままだとかなり危なそうなこともわかっていたつもりでした。それどころか、血圧上昇に歩調を合わせるかのように、血液中の中性脂肪もLDLコレステロール( いわゆる悪玉コレステロール) も上昇し、どう見ても立派な高血圧症+ 高脂血症患者であり、そろそろ治療しないとマズイことになりそうなことも明らかでした。

そんな私が、糖質制限開始から半年目に、何気なく血圧を測ってみたら、124/80mmhGとまったく正常になっていたのです。体型が戻ったことに加えてこの2つの数値が正常値になったことはとても驚きました。この間、私がしたことといえば、昼食のご飯を食べなくなったことと、日本酒を飲まなくなったことだけです。

降圧剤も飲まず、運動もしていません。そして同時に、中性脂肪やLDLレステロールの倦も正常化していたわけです。ところがこの間、唐揚げもフライも、以前よりたくさん食べていたのです(後述するように、糖質制限では脂肪とタンパク質は好きなだけ食べられる)。

現在の医学の常識でいえば、血液中の中性脂肪を減らすには、脂肪と摂取カロリーを減らすのが常道なのに、私の食生活は、カロリー制限なし・脂肪摂取制限なしで、中性脂肪もLDLコレステロールも低下したわけです。

これはどう考えても、「医学の常識」が間違っていると判断せざるをえなくなってくるのです。こんなことから、私は糖質制限の世界にのめり込んでいったのもおわかりいただけるはずです。常識を疑うことが三度の飯(もちろん、このころの私は「3度の飯」どころか「飯」は1粒も食べなくなっていたが)より好きだったからです。

血管へのダメージが減り、さらさら血液に変わる - 糖質オフ効果https://memo-note.com/off/2017/06/post-2.html

私の体が証明した やってみてわかった糖質制限の威力(その1)体型が戻った 50歳代でも間に合う!

2017-10-24 17:35:54 | 糖質制限食の実力のほど

驚き!体型が学生時代に戻った

2014年、私は個人的に一大事件があった。なんと、半年ほどで10kg以上もダイエットに成功。これまでダイエットをするする詐欺を10年以上続けてようやくここにたどり着いた。

まぁ、最初のころは、「そういえばズボンが緩くなってちょっと体重が減ったかな? 」という程度のものでしたが、久々に体重計に上がってびっくりした。70kgの大台に近づいていることがわかってから、徐々に増大する体重を自覚するのが嫌で体重計に上がらないようにしていたのに、なんと59kgになっていたのです。

わが目を疑うとは、まさにこういう時に使う言葉だろうと思う暇もなく興奮状態になりました。思い起こせば、医学部入学当時は55kgくらいだったのが、医者になり、結婚し、同僚との宴会が増え、それに歩調を合わせるかのように体重も順調に増え、気づいたら70kgでした。

59kgなんて数字にお目にかかるのは20年ぶり、いや30年ぶりです。糖質制限食の実力は?なんて言っている場合ではありません。

 

当時、私は単身赴任生活だったこともあり、その数年前から、「朝はオールブランなどのシリアルだけ、昼は売店で買ったお弁当、夜はビールや日本酒を飲みながら野菜炒めと焼き魚、主食なし」という食生活を続けていました。今考えると、意図せずに「プチ糖質制限」をしているようなものでした。

ところが、「上半身は貧弱なのにお腹だけぽっこり」という、人前で裸になりたくない情けない体型で、体重は70kg近くをキープし続けていましたた

。何気なく食べていたものに、けつこう糖質が含まれていたことは間違いありません。

そのころ、インターネットで糖質制限食 の記事を読み、ものは試しと昼食のお弁当のご飯を半分残し、その後は3 分の2 を残しと、次第にご飯の量を減らしてみたのです。するとその2週間後、知人が、「お腹がへこんだよね。痩せたよね」と声をかけてきたのです。

あとで聞いてみると、周囲の人たちは私が痩せたのに気がついていたのですが、何しろ当時の私は54歳である。50代半ばで急激に痩せたとなったら、理由はほぼ確実に、ガンか何かの病気と相場が決まっています。そのため、みんな遠慮して「先生、ちょっと痩せました? 」と声をかけづらかったというのです。

 

それから数ヶ月してからは昼食のご飯をまったく食べなくなり、同時に夕食時に1杯だけ飲んでいた日本酒も、飲むのを止めて焼酎に切り替えました。すると、1月中旬には、体重が6kgに減っていたのです。数年ぶりに再会した6kgという数字でした。2月初めには、ベルトは穴2 つ分、細くなり、きつくて着られなかったスーツが10年ぶりに楽に着られるようになりました。そして、これまた10年ぶりくらいにジーンズが30インチになり、5 月中旬には体重は59 kgになり、ジーンズを29インチのものに買い換えました。案外、ストレスなくダイエットが出来たのはお酒はOK、そして肉、魚も食べられたおかげかもしれません。糖質制限食は、糖質(主食のパン、ごはん、麺)などを制限するだけでいいのです。現代はとても糖質制限がやりやすく、レストランや食堂に糖質フリーというメニューがたくさんあるんです。

59kgで29インチといえば、医学部卒業時の体型です。

最初の1~2週間で効果を実感できる - 糖質オフ効果

https://memo-note.com/off/2017/06/12.html