素晴らしき哉・漢方、そして東洋的考え方

実は
ねーちゃん、今の職場にくる前は、病気はクスリでたたくもの、手術でなおすもの。

漢方って葛根湯？
葛根湯でなおるのなんて病気になったともいえないような風邪手前…

と思っていたのである。




まあ資格は国家資格なのだが、
そういう体系的な東洋や

インドあたりの医学の考え方に対する学びも何も現役学生時代には無かった…



アタマの中、鼻の奥耳管から 始まったとおぼしき 今回のねーちゃんのヘンな病…


このまま息が詰まって逝ってまうかと本気で思われた先週の記憶は 、おぼろげである。





西洋薬で命は助かった。







だが、何かが とてつもなくおかしい！！！





気管支炎、喘息もたびたび起こす事なのだが

いつもと、とてつもなく違う。







もちろん検査もした。耳鼻科の先生も、わかりません、といわれてしまった。






そんな中、



不思議にまさに導かれるように手がいった東洋医学のページに まさにそれはあった。






『往来寒熱』









そこに、釘づけになった。




『１００パーセント、Ｉｔ’ｓ ，Ｍｅ！』 いつもならデカい声でそう叫んでいただろう。



だが今は違う。
しゃべり方も　のろいし、

なんせ体がウナギ化したとおぼしき 軟体動物状態……




脳みそにバイキンマンが入ったと思っておった ねーちゃんの謎もとけた。




とけたというか 体は きちんと表現していたのだ。




それに気づかなかっただけのようだ。






繰り返しおこる寒さ口のにがさというかまずさ
全身の脱力…
今の自分がそこにかいてあって あまりにそっくりで 驚いた。







実は先週中は シンイセイハイトウ がよく効いて



つらい鼻から呼吸器にスパッと斬り込んでいく感じがとてもよくわかった。





普段のねーちゃんは実証よりの中間証くらいをいったりきたりしているのだが(笑)









なんと、なんと、虚になっていたのだ…！

脈は 完全におち…



でも、オケツ（臀部の事とちゃいますわよ～）が無いっていうのは 嬉しいわ～



と いうことで サイコ剤投入～





うう～ん まことにいい感じですぅ




人生初の虚証をせっかくだから味わっておこうか。
なんて　余裕まで出てきて！！久しぶりに ブログも書けました～




ゆ～～っくり、生薬の香りも感じながら飲んで下さい って書いてあった本も、元気なときはそんなヒマないわい！何のことかサッパリわからなかった真意が



今はわかります





こんな話しがあります。


クスリが多くて、飲んだかどうかを飲んだ直後に忘れる！というおじーちゃん患者に、



『１０粒も ２０でも、いっこいっこ取り出して、
いっこいっこ手を合わせて感謝しながら飲みなさい。』

と 以前当診療グループの某おじーちゃん先生が言ってまして







何か寝ぼけたことをおっしゃるなぁー と思っていたのですが、






いま、すごーーーーーーーーーーく、わかるんです。


今回のダウンから沢山のことを吸収して 這い上がる事になりそうです。




今回のサマヨイの中、良さそうな お店もみつけました



『灯台もと暗し』




そのお店は 毎日都会のまんなかへ出動する、ねーちゃんの目と鼻の先にありました





元気になったら行こうというのが普通でしょうが元気なときは必要ないかも 。






藥ぜんと 体調にあったドリンクを 作ってくれるんだって。




いいでしょ！！



長文読んでくだすった皆さんありがとうね ～





素晴らしき哉 ・漢方
そして

なんてかわいいんでしょう 人間の体というものは。


合掌 。