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「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

4)良き自尊心の形成

2018-09-17 19:51:57 | 日記

 

「プロは結果を出す事だ」等と言う表現がしばしば出現する。この表現自体で留まると素人の心象を強める。中味の規定へ思慮が及んで皮膚感覚に伝わる様式を整備し、程良いプライドを生む主体性に至る。妙に利己性の強いプロ等と言う姿に陥っていないか。質実の良い主体性像の問いと形成を起こす習慣を含む動静の規則性が内蔵し内外に堂々と対面し健康なエネルギーを生むと共に受ける感性が持続する。

変に力みや歪みの激しいプロなる概念と適用に及ぶ精神性は鮮明に歪性を外界に伝えられる。目的の為に手段を選ばず結果を出す等と言う態度が強まる事に対し、根源性へ視線が向い歪性への補正が取られる。「○○せよ」「そんなことも知らぬのか」「なぜわからぬのか」等々。外界を責める態度に偏するプロ意識は違和感と不快を増す。自己の側へ原因を浮かべ未だ不十分と自覚に回し自己の側を向上させる力に回り生産性が引きあがる。改善意欲が途絶えぬ規則性を生む。確たる基準尺度の形成と明示の乏しいまま評価を示す態度は素人の姿を指し根の精神性に瑕疵が映る。物質依存の体質が強まるほどに創造に重心が備わらず、生存性を求める体質が強まり精神面の崩れた主体性を招く傾向が浮かび上がる。盗みや詐欺なる現象に対する解釈も分母的常識から遠ざかり妙な自意識を起こし歪性を広げる。これに及べば根源性からの修復が望まれる。特定領域に偏し全体観が萎み歪な根源性に嵌る固定化した専門性に留まらぬ、静態概念のフレームを常設し、全体と特定の改善に回る力が持続する。

・盗み、詐欺等の下限的規定を守る。

・歪んだ手法に陥らぬ。

・外界の非にばかり視線が及ばぬ。

・自己生産性の改善と向上を持続する。

こうした点への認識が、主体性や空間の根本性を生む。政治や行政、教育等と言う配置を望む人々にあっては、これへの見解と実際を問い、広く内外への共感と信用の集まる牽引性が期待される。人間の根本性について、同一性が高まり、二次三次の基準へ対する解釈が狭まる。なんでもありの空間秩序を望むか。一定の理性が守られた空間の性格を望むか。この面を起点にして、内心性を外形化させることが望まれる。根幹をまずもって伺い、各種政策は、それと整合するか。この順序と体系の総合から良し悪しを問い、性質の志向性が作られる。抽象原理と個別政策、感性と理論、感性と機械性、内心性と外形性、精神性と身体性を明瞭化させる事が望まれる。プラス軌道の争いに回るか。負のスパイラルを強める争いに陥るか。生態系の根幹性が、自己と外界を含む全体観へ反映され、特定現象の性格を作られる。

 

 


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