人々は自由を求めると同時にどこかへ帰属できる安定性も望まれる。「制御棒のない自由」という観念は起こりづらくどこかに根を求め変わりづらい根拠に基づく発想や創造による力強い推進力が生み出される。同じような食べ物を食べ、同じような仕事をして同じような生活習慣を行い、同じような言葉を用いる等から空間の一体性が醸成される。これら全体に帰属し根本を備えた自由と制御が果たされる。「国家」という枠組みも比較的長期性の様式となり集約される。政権や政党等という立場には時々の諸条件に対して変容性が出現する。「民族」や「国家」や「日本」等という観念には比較的不動性が起こり帰属意識が生み出される。
持続的建設性のエネルギーを生み出すのに普遍的不変なる発想を生み人間や生態系の観点が内蔵される。変わりづらい基準の程度から長期性と中期性と短期性等という利益概念と中身が整理される。こうした中において自己の正当性を高める欲求が進み特定性を普遍性に押し上げる力が進む。ごく自然な感性の一つとも伺える。しかしあまりにこれが強まると直接的に良く知る自空間の範囲とは異なる他空間へ前のめりの要望が強まる事への制御棒が加えられ急激な一方向の基準と適用によらぬ双方向の対話と交流のスタイルをもって適正な調和が成し得られる。これを図るのに人間一般なる観点が内蔵される。特定観に軸を持ちながら持続的な改善の熱意を出現させ真理の探究という習慣が入り自存性のみならず他存性の意識が残り自様式のみならず他様式の尊重と協働や共生に回る。ここは外せない同一性の下限的な基準に比較的同一性の認識が高まる解釈の狭まる基礎が起こる。その上に自由度や許容性の幅を生み基礎と専門や特定の相関性が作られる。基礎が合わぬと積極的な個性の尊重よりも否定感が進む。妙に頭のでっかい偏差値馬鹿や物理依存の激しい精神面の弱い性質による特異な現象から基礎の崩れが起こる。
空間の主導性を産業経済面に映し出すか、政治行政面に主導性を浮かべるか、教育面に主導性が望まれるか。時々の諸条件に応じ、これらの最良性も異なり変動する。産業経済と政治行政と教育の合算から人間の変わりづらい主体性概念を浮かべ身体面と頭脳面と感性面の不動性を持ち時々の最良性へ回る。この不動性に普遍性を持ち特定性に回り社会観に連動する理想概念を生み、現況の対面と妥当性を起こす。言語の違いを乗り越える同一的な感性として普遍性が生まれる。普遍性と特定観が近づき変わりづらい価値観へ進む。良好な民族性は他領域の民族に歓迎され自主内発の広がりを生み普遍へ押しあがる。強要という心象によらぬ内発的な受け入れに及ぶ。模範となる特定性を磨く態度に健康な普遍性が映る。盗み症や詐欺癖や略奪性は他領域においても不快感を招き嫌煙される。社会観や国家観、個々の交流を通し具象的な民族性の実感を生む。良好な民族性を表すような観念の集約と表現は現象の促進に少なからず働く。その検証から信頼性と信憑性が重なり真に良好な力と回る
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