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「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

根本原理の真相真価

2021-07-30 17:21:14 | 日記

1)根本原理の真相真価

1-1不健全性の連鎖拡大

「多くの人が選んでいるのだから、間違いないだろう」等という発想と判断が産まれる。あまり拘りのない物事の入手の発想と思考と行為の傾向が出現する。自己の生命に直接かかわる様な事物にあっては安易な二次情報に頼らず確かな一次情報や実感を得て対象の選択が成される。商売も皆がそうだと賑わっている演出を企て購買に繋げる作為が出現する。売上高や市場占有率等という定量的な数値も実際より多く見せ嘘偽りで外界を騙し購買させる手法が起こる。被害を受けた側も損害を賠償させる経費との兼ね合いを見て最適解を引き出す経済合理性を働かせる。「人々は悪事を働いてもすぐに忘れる」等と仮定しやったもの勝ちと判断し悪意を繰り返す慢性的な病理と犯罪が形成される。被害を受けた側も真面目にやるだけ損をする発想に転換し自己も同質の悪事を働き財を得る負の連鎖が拡大する。不健全性の連鎖について悪事の大きな影響を産む大本的な出発点に有効な対策を講じ負の循環と常識に及ばぬ施策が投じられる。

1-2産業経済性

限られた資源を有効に使い大きな成果を遂げ付加価値に連なる。こうした施策と成果も経済産業の要素が起こり負の削減と良質の広がる創造と評される。短期的に映る経済性に対し中長期の持続的な成長を作る経済性を遂げる。産業経済なる概念も衣食住等という身近な生活物資の需給に留まらず法規や制度、言葉や概念の導出にも、広く産業経済要素と解し特定領域に分化した性格に共通要素を浮かべ根本原理の導出と適用に及ばせる創造が形成される。人間の根源性の良し悪しを問い答えを引き出し長期的な適正を遂げる関心と作為を常態する分野が産まれる。

1-3上部構造と下部構造の問題と解決

物事や現象の起源を問い根本からの適正と根幹と全体の適正に回る生態を抱き有効な対策と効率を加え良き成果を遂げる感性が産まれる。産業経済概念も機械的な生産性に偏った感覚と基準が産み出される事について根本性に思慮が起こり反省を加えた適正基準と中身に更新し稼働する習慣が産まれる。政治行政や教育学術も産業経済性を含んだ活動が求められる。上部構造と下部構造に分類される概念形成の問題点が整理され適正な概念と解釈に更新される。

1-4根本性と基軸性

根本性が崩れると歪な特定と全体を産む。良好な根本性の答えを起こし全体像という大枠を引き出し特定領域の適正に連ねる創造観を産む。このような世界観が少なからず共有され各種生産性や特定領域への真相真価を付ける価値観が形成される。歪な分化性の進行から根本性が希薄化し二次三次の基準と観点と運用に外れ中長期の利益を損なう事態を回避する基準と稼働の軌道が産まれる。虫けらの気性が社会と空間の中心的な配置を占めると悪性の連鎖拡大に歯止めが効かず病理の増幅する世界を招く。中枢に在るべき性格を問い確かな世界観を導出し良好なエネルギーと循環の持続する生態を求める感性と態度に根本性と基軸性が作られる。

 


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