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「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

性根の気質

2019-01-27 22:59:01 | 日記

失敗をすれば言い訳をせずに率直に謝る態度を欠くと酷く腹ただしい心象を産む。根の性質が顕在化する。人のせいにしたり責任を言い逃れる態度が見えると精神面の痩せたひ弱な気質への腹ただしさが生まれる。この手の性質が力を持ち暴走に走る。自己と外界の客観的評価を自律的に行える性質とは外れ、妙に自愛の激しい根の歪性は堂々とした筋道から外れ力の適正な活用と制御に及ばぬ傾向が生まれる。こうした愚図気質を見るイライラする。これに及ばぬ健全な性質を不動性のビジョンを固め堂々とした発想と筋道を踏む主体性と規則性が描かれる。歴史的な因果性がどうのというよりも変わらぬ不動的な基準になりどのような年齢や世代にあっても根幹の気質は変わりづらい。諸条件の変容に関わらず変わらぬ性根となり自律的な内外との制御性を遂げる。金があろうなかろうが、あまり関係がなく変わらない根幹性を生む。集団や空間、生態系の中心にはこうした面からの適正を問い人的資質が配される。その資質から全体観や領域観を産み特定現象の適正を見出される。産業経済や政治行政、教育面に一貫する精神の良性と広がる事が望まれる。比較的容易に性根は浮かび上がる。愚図を居座らせるインフラでは最も重要な責務を放棄することに及ぶ。細かな政策がどうのよりも性根が見えれれば、どのような政策を生むか、二次三次の創造性の推察や想定が起こる。この嗅覚が文化形成に最も重要な資質となる。愚図気質はイライラする。適正な配置に回しイライラさせない程度の個性と生かす事が望ましい。愚図が連鎖し空間の常識に及ばぬことが必要となる。この辺りを見誤らぬ事が長期利益に連なる。虫けら症の小細工は女々しい。この気質は持続させぬ事。ごく限られた器に収める事。

 


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