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「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

1)問題と解答

2021-07-21 16:42:24 | 日記

1-1活動習慣と人間像

人間の健全像を導出し対象の観測と評価予測に及び、具象策を引き出し投じ結果と反省と改善の習慣に人間の健全像が現れる。概括的な概念集約と稼働の適正を含む適正像となり長らく変わりづらい実態的な適正観を産む。基礎土台性の価値概念が形成される。

1-2立派な答え

生物科学と物理と心理と観念の相関と習慣という観点から、真に良好な人間像の見解を整え土台的な基礎基準を持ち個別特定現象の選定と観測と評価予測と具体策に及ぶ。具体策の一つとして以下のような問題を出題し解答を求める作為に及ぶ。

問題1

安全安定安心志向が高まり無駄を嫌い支出と消費を削減させストックを積むことに「良い」という価値判断を産む。倹約は美徳であるという見解が示される。無駄を作らず浪費をせずコツコツ溜め込む事は美しいという感性も少し誤ると不健全な性質が進行する。このような一面的因果の強まりはどのような性格に値するのか。根源的な観点から思慮を加え確かな基準を引き出しなさいという問題の起こし方に根源且つ長期性の価値と実現の作為が形成される。

1-3言行の一致

立派な見解を引き出す事に及ぶか。やるか、やらないは別にしても、見解が無いよりあった方が良いと思われる。考えたことは現象性を進める因果を産む。言った事は自己を縛り制御に回る。「言行の一致」に美を映す根本的な働きが出現する。「面子や見栄」「人間の尊厳」という意識が起こり、「かっこよくありたい」等という意識や欲求が良き働きに回り、実と名の整合が進み健全性を生む。

1-4異常性

「恥ずかしい、恥じらい、みっともない」等という感性を失うと実さえ取れればよいという歪性が広がる。歪な中身を隠し過度な着色を図り表向きの見栄えを繕う慢性的な形骸性や詐欺と略奪を進める。自律や自制の壊れた暴走の姿と映し出される。味覚を失くした人間性を産む。味より食べ放題を好む文化性が産まれる。力任せの自存性を広げる根本性の悪化した異常や緊急事態の認識が形成される。

1-5根本法則性

身体性に偏り精神や感性の病理という現象と解される。可愛い人形や美味しいごはんも、根の腐ったやつが作ると質実が変容する。お金に色が付く。こうして感性と感覚の相関に対する見解が精査されてゆく。土台的基礎が作られ全体性を描き個別特定の性格を付ける。根本法則性を生む。


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