先の読めない相場

「毘沙門天の招福相場塾」 先の読めない相場 2017.6.10

ここのところ若い人の活躍が話題になっています。特に将棋の藤井聡太4段の活躍は素晴らしいものがあり、「読み」の素晴らしさとスター性は現在の相場の様子と比べるとより際立って感じます。ちなみに藤井4段の扇子タッチの差で売り切れてしまい残念です。少しのタイミングの差でした。

■相場展望
今週は20000円を挟み為替動向など外部要因で読めない動きに終始しました。
週末の日経平均は20,013円 でした。為替は110円30銭程度　CME日経平均19,925円で帰ってきており、WTI原油相場は45ドル台で推移。ちなみに6月SQ値は19,997円でした。

業種別では今週、水産・農林業株、空運株の2業種が上昇。一方、海運業株、輸送用機器株、鉄鋼業株など30業種が下落。特にマダコの完全養殖のニュースで日水は年初来の高値更新。原油安の影響で石油製品株は値上がりしました。

来週は、6月14日のFOMC（米公開市場委員会）における利上げの思惑が広がる中、引き続き個別銘柄を丹念に物色する展開が考えられます。6月の米国利上げはある程度予想されていますが、米国１０年債があまり上昇せず、為替も109円～110円台と予想と違う動きになっています。
イギリスの総選挙は予想外の結果でしたが相場にはあまり影響が出ていません。
ここ数か月の日本の市場は外部要因に振り回されており、今後の動きについては先が読めず、主役級でスター性のいない面白みに欠ける相場つきになっています。
そのためこれからのスターを探しそれを探す努力も必要かもしれませんね。

日経平均


参考銘柄　3825 リミックスポイント　
　ビットコイン関係　株主優待でビットコイを提供とのことで一挙人気化


●損切のリスク管理とタイミングの取り方は株式投資で是非身に着けてください。その他株式投資では情報感覚や「読みの大切さ」を学ぶことができます。
これらのことを身につければ人生の生き方　経営の仕方でも多いに役立つものと確信しています。「一つの技術知恵は多方面でいかされるものであり、生かさなければ無駄になります。心したいものです。」

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