びこうらん

「私的なつかしもの図鑑」からタイトル変更になりました。なつかしものに縛られず、なにものだって有りなのです。

記憶

2006年04月18日 11時32分11秒 | Weblog
その77 曖昧

私、中1まで「交通事故に遭った事がある」と思ってました。
それは保育所時代(”園”じゃなくて”所”なのだ)、友達とようやく乗れるようになった自転車で遊んでて、友達がUターンをしたんで「私も。」と思い、周りも見ずにUターンしたら、2tトラックにゴンッ!とぶつかる。・・という出来事。

私はワンワン泣いて、トラックの運転手さんに母のところに連れて行ってもらい、オデコにでっかいタンコブをこさえて病院へ連れてってもらった。

怪我はたいしたこと無かったみたいなんだけど、自分でも「交通事故に遭った!」という衝撃はまさに
”目から☆が出る”思いだったのだね。

それでそれ以降、”交通事故に遭ったことある私”として学校で先生が
「この中で交通事故に遭った事のあるひと~」なんて時には、手なんか上げちゃってた訳なんだけど
中1になってこの記憶になーんか疑問を感じるようになってきたんさね。
だってトラックとぶつかっといて、タンコブ1つて、おかしくね?・・と。
それ以前から薄々とはこの記憶に関しては妙な引っ掛かりがあったんだけども。

そいで目撃してた友達に真相を聞いたら、まあその友達もタメなので、思い出すのに苦労した様子で
「・・・止まってるトラックに・・突っ込んでった・・気がする」と。
オイッ!!”止まってるトラック”て!!!!
かんっっぺきに私の自爆らねっけっ!そゆ事は、はよゆえっ!!(心の叫び)

あーーー(泣)私の記憶の「交通事故経験者」の欄、削除しといてください。

曖昧なもんです。記憶なんてーのは。(遠い目)


写真は3日前に目撃した事故現場の再現。
十字路にこんな風になってました。
直後だったらしく、警察もまだ来てなくて、乗ってた人は皆無事なんだけど(男性3人)
全員が腕組みしておんなじ格好してた。無事でなにより。

交通事故には、気をつけましょう。

曖昧な記憶にも、気をつけましょう。