羊の皮を被った山羊

気の向くまま、思いつくまま

燕雲台

2023年02月24日 07時46分26秒 | ドラマ・映画
王女未央、帰去来に続き、ティファニー・タン三作品目
《予告動画あり》BS放送中「燕雲台」あらすじ・キャスト紹介・作品/歴史解説|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

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蕭燕燕は遼の朝臣・韓徳譲と出会い、次第に愛し合うようになり……あらすじやキャスト情報、時代背景の解説など「燕雲台」がもっと楽しくなる情報・関連記事を紹介!

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相変わらずお美しい
一昔前と言っては失礼だが、私のような世代にしっくりくる綺麗さと思う

舞台は中国宋の時代の北方の国、遼
たしか、王女未央も涼だったような

耶律一族の帝位を巡る争い

耶律一族は実力のある者が帝位を継ぐという慣わしらしい

成果、実力主義の現代からすると一見正しいように見えるが、これが争いの種になる

中国の王朝は長子相続が多いと思うが、徳川幕府なんかこれに倣っている

こういうところが歴史の知恵なんだろうと、あらためて歴史を学ぶ価値を思う

三姉妹物は、独孤伽羅以来だが、3人のキャラ付けが同じ感じなのも興味深い
しっかり者の長女、野心的な次女、天真爛漫な末っ子
いつの時代も同じなんだろう

遅れて放送が始まった大宋宮詞は、宋側から見た同じ時代の遼が描かれており、見比べると面白い
遼の登場人物のビジュアルの差が激しいのもなんだか楽しい

私が好きな恋愛要素については、正直複雑な感想

韓徳譲と燕燕の仲をあんな形で引き裂かなくてもと、あの辺りは見ていて辛かった

終盤になって、お互い“再婚”したわけだが、どうしても太后と相父という、かつてとは違う上下関係が残ってしまうのが、やっぱり違和感がある

男尊女卑と非難されるかもしれないが、歴史ものなので、普通の夫婦の関係の二人が見たかったと思うところ

しかし、内容とは関係ないが、週2日の2話ずつの放送より、毎日1話の方がいい
間が空いて忘れてしまうし、二話見なきゃというプレッシャーが地味に堪える

★★★★星4つで