羊の皮を被った山羊

気の向くまま、思いつくまま

恋心は玉の如き

2024年01月27日 10時45分24秒 | ドラマ・映画
主役のタン・ソンユンさんの見た目があまり好みでなかったのと、ライトノベル的な作品な感じがしたので、最初は見るつもりがなかった作品

放送情報あり「恋心は玉の如き」あらすじ・キャスト・相関図・みどころ解説|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

放送情報あり「恋心は玉の如き」あらすじ・キャスト・相関図・みどころ解説|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

(2024.1更新)ウォレス・チョン×タン・ソンユン、夢の共演!「恋心は玉の如き」を徹底解説します。

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見ているうちにどんどん面白くなっていった

タン・ソンユンさん演じる羅十一娘とウォレス・チョンさん演じる徐令宜がとにかく善良

見ていてすごく落ち着く

ピンチもすぐに解決していき、ヤキモキする時間が少ないのもストレスがなくてよい

最後はすっかり羅十一娘の笑顔の虜になってしまった

明蘭のように賢妻の話は面白い

久しぶりに★★★★星4つ



Perfect Days

2023年12月24日 16時18分41秒 | ドラマ・映画
クリスマス・イヴにオッサンが一人でオッサンの映画を観に行く
しかもトイレの話



想像どおりのカンヌ映画

心理、情景描写を読み取ることができる深みを持ち合わせない、俗まみれの私には背伸びし過ぎたチョイスだった

この手の映画は監督が伝えたいメッセージがある
映画を見終わった後で監督のインタビューを読んで、なるほどと思ったが、私には感じることができなかった
私の感受性の無さ故

思ったこと

役所広司さん演じる平山は、トイレの清掃員として質素に生きる生活に幸せを感じているという解釈のようだが、私はなにか息苦しさを感じた
確かに、色んなしがらみから解放され、物のない生活空間で、心の赴くままに暮らす姿は、何かと疲れる我々現代人にとって憧れるところはある
でも、あそこまで‘’何も無い‘’日常は、逆に何かに縛られて生かされている怖さのようなものを感じる
これも私が現代病が故か

ただ、清貧という表現ともどこか違う気もする
そういう意味では、たしかに喜びをうまく表現しているといえる

私もできる限り、身の回りのことをきちんとすることで、心を整えるように心掛けようとはしている

イヴに一人で映画を観てるということで、平山予備軍であるかもしれないが、流石にまだあの境地には到達できそうにない

もしかしたら、あと10年もすれば近づくことができるかもしれない

あと、これは男目線の映画と思う
平山の生き方に憧れるのは多分男性が主で、女性の理解は得がたいのではないか

とかとか色々思うところはあるが、それは人それぞれの感想

ただ、出てくるトイレがキレイ過ぎるのは、ややリアリティに欠けることだけは言っておきたい

そして、最後に、この映画を高く評価している人に、このような感想を持ったことを申し訳なく思う
つくづく自分を俗物と思う

ケンゴン

2023年12月09日 13時41分25秒 | つぶやき

チーニーのケンゴン

タイミングを見てるうちに値上がりしてしまったが、とうとう購入

サイズ選びで最後まで悩んだ
この選択が正しいと信じる

経年変化が楽しめる靴のようなので、大事に育てていきたい

翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜

2023年12月04日 08時22分24秒 | ドラマ・映画
実にバカバカしい映画
それを嬉々として観に行く私もバカバカしい
家人にはあっさりと断られ独りで鑑賞

不寛容なこの時代に、こういう自虐的な内容を多くのひとが笑って受け入れている、この状況が何より嬉しい
これだけでこの映画を応援したくなる

内容は、いわゆるテンプレートもの

テンプレート漫才で有名なミルクボーイをエンディングロールで起用したのは、第三弾作成のメッセージかと勝手に想像する

次回作を勝手に楽しみにしているファンとして今作について思うこと

テンプレートものは安定感はあるが、初回作を超えるのはやはり難しい
個人的には前作のほうが面白かった

埼玉に縁のあるものとしては、前作も今作も埼玉を扱うシーンの細かいネタはツボ

それが前作は全面だったが、今回は関西を広く扱ったため、深堀りが足りない気がした
関西にあまり縁がないので分からないかもしれないが、そう思う

あとは、対立関係にある都道府県のチョイスの違い
大阪対他府県という‘’上下‘’より、埼玉・千葉のような‘’横横‘’の関係の対立のほうが面白いと感じる

次回、他地方を扱うならそんな設定で観てみたい

一流の役者さんたちが、真剣に茶番を演じているこの映画
個人的には、和久井映見さんの演技が良かった
彼女のすっとぼけた演技は絶品だとあらためて思う
茶番劇の中で、一人だけ素の感じだった朝日奈央さんもいい味付けだった
これが彼女の演技力なのかどうかはわからないが


清越坊の女たち〜当家主母〜

2023年11月26日 08時08分28秒 | ドラマ・映画
久しぶりの清朝時代のドラマ
「清越坊の女たち」あらすじ・キャスト・インタビュー・歴史解説|BS11にて放送中|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

「清越坊の女たち」あらすじ・キャスト・インタビュー・歴史解説|BS11にて放送中|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

織物名家を舞台に2人の女性の運命と絆を描く感動作「清越坊の女たち」のあらすじやキャストほか作品情報を紹介。

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一時は辮髪が出てこないとシックリ来ないとまで思ったほど中毒性のある清朝時代のドラマ
やっぱりいい

映像も内容も雰囲気も美しいドラマ
宮脇淳子さんの本にも書いてあったが、清朝は優秀な皇帝を多く輩出した時代
市井に生きる人たちにもいい影響があったのだろう
為政者の徳が行き渡っている様子を光といい、それを視察して周るのが、観光の由来であるとの易經の教えを思い出す

女性の芯の強さと男性のだらしなさを感じたドラマ
つくづく人の強さとは、物理的な力ではなく、腹の座り方だと思う

林舒芳役のジャン・フイウェンさんに目を奪われてばかりの自分を恥じるばかり

★★★✪星3.5で


如意芳霏〜夢紡ぐ恋の道〜

2023年11月26日 07時44分49秒 | ドラマ・映画
芸汐伝の同窓会ドラマ
「如意芳霏(にょいほうひ)」作品解説|あらすじ・キャスト&スタッフ・みどころ|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

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相変わらず、透き通るような美しさの主役のお二人
ジュー・ジンイーさんは、実際の年齢経過と同じように芸汐伝のユンシー役より落ち着いているが、やっぱり白蛇伝の素貞役には敵わない
お気に入りのシュー・ジャーチーさんが沢山見られ眼福

話は芸汐伝と同じ感じでサクサク進む
ライトノベル的
40話と華流ドラマとしては短いのもよい

何より、芸汐伝のエンディングのモヤモヤ感が晴れたのが嬉しい
ようやくハッピーエンドを迎えられたと二人を祝福したい

★★★✪星3.5で


ゴジラ−1.0

2023年11月19日 15時08分20秒 | ドラマ・映画
今週から始まる、翔んで埼玉の繋ぎくらいの気持ちで観に来た

シン・ゴジラの皮肉さも面白かったが、正統派なこちらの方も悪くない
というか、こちらのほうが良かった

VFXによるゴジラの迫力は圧巻
無敵の強さには作り話ながら絶望を感じる
銀座の破壊され具合も超リアル
この映像を見るだけでも価値はある

人間ドラマ編も悪くない
さすがは日本を代表する役者さんたち
特に神木隆之介さんの演技は良かった
悲しみ、怯え、怒り、喜び
どれも強く伝わってきた
失礼ながら、普段のヘタレキャラとは大違い
役の話とはいえ、ドラマ「11人もいる」のダメ長男からの成長がすごい

ネタバレになるが
ハッピーエンドもホッとした

と、全体的に満足の映画だが、あえて言うなら、映画を観ている間

これは怪獣ものエンターテイメント映画なのか
戦争で抱えた人の苦悩や悲しみ、それを克服する人間の強さや優しさを描くヒューマンドラマなのか

何を観ているのだろうとふと思ってしまった

2時間という限られた中での作品なのでやむを得ないと理解するが、そのあたりのマッチングというかハーモニーというか溶け込み具合にややモヤモヤが残る

浜辺美波さんがまた映画で亡くならなくてよかった


キングダム 戦国の七雄

2023年10月14日 18時15分07秒 | ドラマ・映画
中国、春秋戦国時代の七国の勃興から衰退までを1話ずつ描く全7話

ドラマ『キングダム 戦国の七雄』の遥かなる想いさんの感想・レビュー | Filmarks

ドラマ『キングダム 戦国の七雄』の遥かなる想いさんの感想・レビュー | Filmarks

遥かなる想いによる、「キングダム 戦国の七雄(2019年製作のドラマ)」ついての感想・レビューです。

漫画キングダムでそれぞれの国にある程度のイメージがついているため、頭の中に構造を作りやすく、各回とも大変面白く視聴

キングダムの世界は戦国末期のほんの短い期間に過ぎない話で、その裏には色んな背景や経緯があったんだと勉強になる

一般ウケはしないかもしれないが、良作と思う

★★★★星4つ

鶴唳華亭

2023年09月19日 19時19分10秒 | ドラマ・映画
外伝も含めて録り溜めていた録画を一気見
「鶴唳華亭<かくれいかてい>」放送情報・あらすじ・相関図・キャスト・みどころ解説|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

「鶴唳華亭<かくれいかてい>」放送情報・あらすじ・相関図・キャスト・みどころ解説|Cinem@rt記事一覧 | アジアをもっと好きになるカルチャーメディア

ルオ・ジン×リー・イートン共演!孤独な皇太子の苛烈な運命を描く宮廷劇「鶴唳華亭」の作品情報を紹介します。

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王女未央のルオ・ジンと大唐流流のリー・イートン

ともに好きな俳優さん
期待が膨らむ

この前に観ていた孤城閉が重い感じだったので、ヤラれたらやり返す、中国ドラマらしいエンタメドラマは仕事終わりの気分の切り替えに丁度いい

中盤までの敵ボス、中書令・李柏舟と闘いは、悪くない程度の視聴ストレス
失脚させたときは実に痛快な気分だった

と、ここまでは良かったが、終盤にかけて地味に不満が増える

まずは刑部尚書・張陸正のゲスっぷり
陸英と陸文普があまりに哀れ

顧逢恩の変貌ぶりにもついていけない
飄々とした感じで蕭定権を支えるキャラのままでよかったのでは

陸文昔も意固地というか、なんか可愛げがない
射雕英雄伝の黄蓉や大唐流流の傅柔のように一途なところはよいが、ややロボットのようで固い
リー・イートンの一番はやはり黄蓉と思う

蕭定権の不器用さというか融通の効かなさ
王女未央や帰去来でもそうだったが、思い込んだらこう、というのはルオ・ジンが演じる役に共通する
私生活ではこうでないといいがと、ティファニー・タンを心配する
実に余計なお世話

と色々あるが、最大の不満は、外伝の存在

なんだか少し喉に棘が刺さった感じではあったがハッピーエンドだった本編で終わらせてもよかったのでは

趙王の闇落ちはシックリ来るが、それを排除して終わりで十分
蕭定権が命を断つ必要はない
しかも陸文昔がそれほど悲しんでいる感じもないし

終わってみたら、なんか視聴者として取り残された感じが残っていた

どうも評価しづらいドラマ

★★★✪星3.5で








蓼科山登山

2023年09月17日 09時25分33秒 | つぶやき
会社の同僚と蓼科山に登山


心配された天気も、行ってみれば快晴
寒さ用の準備は無駄骨になったが、嬉しい誤算

頂上は寒くもなく、眺めもよく気持ち良い
楽しい1日だった

登山は数年前に日の出山に行った以来
あらためていくつか勉強になった

まずは、装備するギアは重要ということ
特にシューズ
ちゃんとした登山靴は、値段なりに有用
安価なトレッキングシューズで来た同僚は、ホールド感のなさに辛そうだった
普段はタンスの肥やしになっているグローブ、ポールもやっぱりあると便利
つくづくショップの店員さんのアドバイスは素直に聞くべきと感じる

次に難易度のレベル感は人それぞれということ
蓼科山は子供でも登れる山というベテランの同僚の言葉を信じ、トレッキング、ハイキング気分で臨んだのだが、とんでもない誤解と
気づく
蓼科山荘までは心地よい難易度だったが、そこから先の頂上までが私のような軟弱者にとっては地獄の世界
登山というより岩登りでは?
急勾配で先が見えず、小休止のため避難するところもなく、高所恐怖症の私にとって地獄とはこのこと
もう嫌だ、ここでリタイヤしたいと同行者に泣きを入れていたその時

「あと半分くらいです、頑張ってください」

という見ず知らずの女性の親切心あふれる応援
私には悪魔のような一言にし思えない(大変申し訳無い)
心がポキっと折れた
それでも降りるも地獄
なんとか登りきった

次の学びは、意外と息は上がらないということ
日頃駅の階段でハアハア行っているが、不思議と平気
同僚曰く、太腿を上げない動きなのだかららしい
なるほど
昔、バタフライを長く泳ぐコツは太腿を使ったバタ足をしないことと習ったが、それと同じ理屈か
こちらは嬉しい誤算

家人を誘って登ろうかと思っていたが、とても勧められないので、蓼科山は一生に一度の思い出として封印

教訓
登山をなめてはいけない