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株式投資というのをやってみる

2021-09-21 15:40:58 | 貯蓄・投資
まず、株式とは何かを少し考えてみました。

株式は以下の3種の役割があるようです。
1) 会社の経営権を小口に分割したもの
2) 配当の受給権
3) 時々の状況によって価格の変動する商品

ただ、普通の個人が購入できる範囲では会社の経営に影響を与えるほどの株式を購入できるわけではないので、(1)の役割はほぼ関係ありません。

配当は多くの場合年2回、1株あたり数十円程度が利益から配分されます。利率として見るとその時々の株価によりますが、大体2から3%程度のようです。

ここで悩ましいのは配当は現金で戻ってくること。預貯金の場合は利息が1円単位でそのまま預貯金に上乗せされるので、放っておくだけで預貯金額が増えていくのですが、株式の場合は配当が現金で戻ってくるので都度税金が引かれる上に株数を増やしたければ購入する必要があります。

とはいっても、株式は簡単に購入できるものではなく、100株ずつしか買えないというように最低購入単位が決まっています。

簡単に例を挙げます。

1株100円で購入単位が100株の株式があり、1株あたり5円の配当があったとします (年利回り5%なので普通はないレベルの条件です)。

この株式を購入するには100円×100株の10,000円が必要です。1株あたりの配当が5円で20.315%の税金が取られますから2510株持っていないと再投資ができないことになり、251,000円の投資が必要です。

もちろん、これは株価が変動しないという雑な計算で、1株100円で5%の配当利回りがあれば人気株になって値上がりし、配当を受け取った時点では購入できない株価になっている可能性がありますし、現実の株価を調べてもらうとわかりますがこんな割りのいい話はなく、数百万円を投資しないと配当での再投資は難しいようです。

このため、配当利回りは預貯金と同じように考えることはできません。

また、配当利回りは2から3%と預貯金金利よりは圧倒的に高いのですが、それでもたかだか3%、そこから税金で20%強を引かれるので、100万円分の株式を買ったとしても24,000円にしかなりません。

ということで、こちらも数百万は投資しないと収入というレベルの配当を得ることは難しいようです。

と、グダグダと書いてきましたが、結局のところ数百万、数千万という資金を動かせない庶民は値上がり待ちの博打として楽しむくらいしかないのかなと考えています。

そういったわけで、とりあえず10万円から始めてみることにしました。

証券会社のアプリで10万円以下で買える株式というのをチェックし、事務用品メーカーのキングジムを890円で100株。手数料を含めて89,137円になりました。

少しは儲けが出せるかなあ。
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