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たまにはタブレットの話でも

2015-07-27 01:14:52 | モノのこと
これまで4台のタブレットを使ってきたのですが、いろいろと帯に短し、襷にも短しなところがあるので、その辺を少しまとめていきたいと思います。

最初に購入したタブレットはAcer社のICONIA TAB A500という10インチのAndroidタブレットです。

当時4万円を切るという画期的に安いタブレットで、思わず価格だけに惹かれて購入してしまったものです。

仕様は10型タッチ液晶でNVIDIA Tegra2でAndroid 3.0 (Honeycomb)を駆動するという、当時の標準的 (Tegra2はちょっと異端だけど) な構成です。

10型という画面は電子書籍のコミックを読むのに最も適しているサイズだと思います。

コミック本 (新書版) のサイズは7型画面とほぼ同等。

その2倍のサイズに当たる10型画面はコミック本を見開きで等倍表示できます。


写真の左側が10型のA500、右側は7型のNEXUS 7 (2012)です。

マンガの表現としてコマ割りを自在に変えていくというものがあり、その一つの形態として見開きページがあります。

ページを開いた瞬間に、画面いっぱいにコマを描くことで驚きを与えたり、画面にひきつけたりといった手法です。

見開きページを開く感動を得るには横長画面で見開きページの形態でマンガを読まなければなりません。

このため、コミック本を見開き原寸で表示できる10型という画面はコミックに適した (最小の) サイズと思っています。

マンガは書籍、雑誌の形式で流通するものが大半なので、見開きページだけでなく、通常のコマ割りでも見開きで読まれることを意識したものが多数あり、そういったものを読むうえでも10型という画面はメリットが多々あります。

しかし、10型の画面を支える構造が必要なこと、画面の消費電力に相応のバッテリーを搭載しなければならないことから、2011年当時のタブレットはちょっと大きくと思いというのが難点でした。

他にもA500特有の問題として、Android 3.2でバージョンアップが打ち止めになり、セキュリティの観点などからあまり使いにくい端末になってしまったこと、充電用に専用のACアダプタが必要なことがだんだんとつかわなくなってしまった理由となりました。

ACアダプタに関しては、通常使用では1日十分持つので問題はなかったのですが、泊りの場合にはちょっと面倒だったというレベルです。

それよりなにより気になるのはバージョンアップされないこと。

すでにAndroid 5が出回り始め、4.4が基準となっている中で3.2では使えないなあという感じです。

ということで、うじうじ考えていたらさらに安いタブレットが登場したので買い替えてしまいました。

ということで、NEXUS 7編に続きます。

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