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友との遭遇

2008年12月23日 | ちょっとした小噺
昨日、駅地下を歩いてたら、ひとりのサラリーマンと目が合った。

どこかで見たような…と思い、徐々にその男性と距離を縮める。

はっ。

えぇ!

なんで?!

まずこの3つが連鎖的に口から飛び出した。

目の前で立ち止まったのは大学時代の友人だった。

実に4年半ぶりの再会。

彼としばし近況報告をしあい、気付いたら駅地下で一時間以上も立ち話をしていた。

喋り始めるとブランクなく大学の頃と同じテンションで喋り合えた。

神戸在住だとばかり思ってたそいつは大阪在住だということが今さら発覚。
僕自身の勘違いと思い込みだった。


彼とは最初の1、2年はメールのやりとりをしていたのだけど、それからはお互い音沙汰がなかった。

僕は僕で、彼は彼で、気をつかうタチで、

「今さらこっちから声をかけるのはヤボだな」と。

「時間が経てばこっちとむこうの温度差が生まてるからどうゆうテンションで声をかければわからなくなる」と。

だから相手からの連絡は歓迎だしちゃんと返すけど自分から送ることはない、というのが僕のスタンスであり、彼のスタンスでもあった。


でも改めて感じたのは、

男同士の場合、そこそこブランクがあっても当時の関係性のまましゃべれる。

つまり、中断していた時間から再開できる、ゲームのセーブのようなものなのに対し、

女友達の場合は、こちらは当時のまま接しようとしても、相手の方はブランクが空けば空くほど他人行儀になっていく。

まあ例外もあるけど。


だから、人見知りの僕がまず「もしかしてあいつかも」と声をかけるのも珍しいけど、全然緊張感なくしゃべれた事に自分自身が驚いている。

だって、ただの学校の同級生っていうくくりの薄い関係の奴から声をかけられたぜったい、沈黙続くからね。



ちょっとでも時間がずれてたら彼と再会することはなかっただろうと想像すると、
これもなんかの縁だろうということで年賀状でも送ってみようと思った。

けどやめた。

住所しらん。

ま、メールでいっか。




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