7月27日から28日、石鎚山に登る。
例年どおりの梅雨明けの好天を期待しての計画も出発日に近づくに従い頼りの週間天気予報が怪しくなってきたが、敢えて出かける。昨年初めて経験した瓶が森林道を経て土小屋からのコースである。
土小屋を発つ頃、既にぽつぽつと感じていた雨は次第に強まり、頂上ヒュッテに着いた時は、雨と発汗で着衣は下着までびしょ濡れとなる始末である。すべてを着替えて落ちつたところでのビールの味は格別である。この日の宿泊は福岡からの父子2人と3人である。
28日、4時過ぎにヒュッテを出て見ると山上は濃いガスに包まれ視界はない。昨夜、天候は早く回復して午後8時過ぎには星空と西の空に上弦に近づく三日月が見て、夜明けの情景を思い浮かべていたのだがどうしたことか。野鳥の囀りが気分を和ませてくれる。
日の出時刻を過ぎる頃から幾分ガスが薄まってくる気配、そうこうするうちに天狗岳がガスの中に見え隠れしながら聳えたってくる。上空の高い雲の頭部は未だ姿を見せない朝日に輝きを見せている。
05時09分00
待望の朝日は瓶が森の左上方にようやく靄の中に朱に染ってお目見えする。徐々に色相をかえて高まる。
05時20分54
05時21分09
昨日の夕拝に続き朝拝を受け、朝は3の御神体に直接手を触れて祈願をさせていただく。
下山は足元に気を配り、ゆっくりと下る。
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